浮かび上がる唯幻の結晶 ~ イノセントスフィア「ハリジャン」

(公演情報、あらすじなどはこちら

久しぶりにこのブログで演劇を取り扱います。イノセントスフィア「ハリジャン」を観てきました。

いやー。どうも賛否が分かれているようですが、それで逆によかったんではないでしょうか。
この作品、みんながみんな絶賛はおかしいですし、みんながみんな批判もおかしいです。賛否が分かれていることが、最も評価が高い。そう思います。

私自身は、実に個人的な理由で、いい作品だと思いました。

面白いとか面白くないとか、そんなことを超えて、よくぞこの題材に挑戦してくれた。そして、よくぞあの役を尾上松緑さんが演じてくれた。
それが率直な感想です。

さて、ここからは、この作品が取り扱っている題材が題材なだけに、異常なまでの分量の文章が続きます。
もしもこの続きを読まれる方は、覚悟して目をお通し下さい(笑)。

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3月のライオンとハチクロ

通勤電車に乗ってる時に、近くの人が熱心に読んでたのが「3月のライオン」。遠目にも将棋マンガと分かって、フーンぐらいにしか思ってなかったのだけど、なんでかその絵の雰囲気が気になって読んでみたら、すげえよかった。面白い。

とにかくマンガとしての出来がすっごくいい。絵の密度がやたら濃くて、情報量も多くて、でもそれらがマンガ文法の完成された技巧で力強く表現されてて、読み応えもあるし、何よりも読んでてホント楽しい。自分も電車の中で読んだのだけど、そこかしこのコマでしょっちゅう笑わせられて、笑いを抑えるのに苦労した。ネコとか子供とかがイチイチ可愛すぎる。
なんて自由にマンガを描く作者なんだろうと思った。
あと、いい女を描くのもホント上手いw。

マンガってホント便利で自由な表現だよな。
どんな話が展開されてても、わずか一コマ差し込むだけで、過去の経緯とか心理描写とか人間性とか関係とかを、一瞬のうちに強力に訴えることができる。
これがインプロや芝居だと、一瞬ではなかなか伝えられない。というか、コマが切り替わったことをまず伝えるだけでも、相当量の時間と空間を消費しなければならない。しかもその消費量が多いほど、その場のエネルギーに深刻な影響を与える。

昔、共に劇団をやっていた男が、「演劇の表現手法に映画の“カット”をもしも導入することが出来たら、きっとすげえことができるよな」と言っていたのだが、オレも本当にそうだと思う。

もちろん、演劇には演劇にしかできないことがあるわけで、それを突き詰めていくしかないのだけれど。

それにしても、今まで読んだ将棋マンガって、総じて主人公が何らかの心的外傷を抱えているような人ばかりなのだが、いい加減にどうにかならないものか?


作者つながりで、ハチクロにも手を出した。今のところ5巻。
これも萌えるなあ。恋愛モノのストーリーラインは若干センシティブすぎて、興ざめするところがあるけど、登場人物たちの日常生活を中心にストーリーが回っていくあたりは、とっても生き生きとした世界が広がって、やっぱり読んでて楽しくなる。

何だかこの作者は「生活」が文法のキーワードになっている気がする。

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土手を歩く

少し日差しが暖かかったので、新居近くの多摩川の土手を歩いてみた。

新居周辺の住宅地は、明らかなベッドタウンであるにも関わらず、どういうわけか人の気配があまり感じられない空虚な街なのだが、多摩川の土手は、思いのほか多くの人々が走ったり歩いたり自転車で通り過ぎたりしていて賑わっていた。

土手を登り切ると、東京ではなかなか見られない、だだっ広い視野が一気に広がる。川を渡る大きな橋が景色の背景にいくつも重なり合い、澄んだ空気の向こう側に高尾の山々が見えた。河川敷は枯れた草が地面の地肌を覆っていてすっかり黄土色一色。昨日の雪がそこかしこに残ってて、雪だるまであると思われる残骸をいくつも目にした。遠く河川敷には、雪解けあとの市営グラウンドでサッカーに興じる人々。そしてイヌの散歩。スズメたちの井戸端。空は真っ青な冬空で、少し視線を川向こうの多摩丘陵へ移すと、富士の頂きがちょこんと顔をのぞかせていた。

そんな風景に身を置きながら、目的も持たずテクテクと土手を歩いた。

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モダンスイマーたちの夜

夜から出かけて友達と新宿トップス。モダンスイマーズ「回転する夜」。前回は初見。

休みの夜に手ぶらで出かけて芝居なんて、今年の1月のKAKUTA以来。道中はぐっすりオネム。

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NeXT IMPRO THEATRE 第27回公演レポート

スナドリがファンである、NeXT IMPRO THEATREの第27回公演のレポートを書きました。

インプロ自体の特性上、終演したとたんにあらすじなどは観客の記憶の中にしか残らないため、かなり詳細なストーリー解説と、一部の作品に関する劇評をまとめています。

もともとは、本サイト内にも記事を掲載しておりましたが、規模が大きくなってしまったので、別館のサイトにまとめています。

スナドリの巣 : NeXT IMPRO THEATRE レポートサイト

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【劇評】NeXT IMPRO THEATRE 第24回公演 その3

レポートその2からの続きです。
(その2は、こちらです。)

その3では、第2部に行われたインプロ・ミュージカル・アワードについて書きます。
こちらも、基本的に全て記憶を頼りに書いていますので、多少不正確な部分がありますが、ご了承下さい。

■第2部 インプロ・ミュージカル・アワード インプロチーム:imp

Xpotのメンバーによる、司会者と女性のプレゼンターが登場し、インプロ・ミュージカル・アワードにノミネートされた3つの作品を紹介する形式でスタート。
それぞれのミュージカル作品について、impのメンバーが演出家として登場し、タイトルカードから選ばれたタイトルを元に、その作品のストーリーについて語っていく。そして、ストーリーが決まったら、その作品の中で一番盛り上がるシーンの曲名を再びタイトルカードから選び、演出家役のプレイヤーは、その場面を細かく説明する。その後さらに、演出家以外のimpとXpotのメンバーが、説明された内容に合わせて、インプロ・ミュージカルでシーンを演じる。

それを3作品分上演し、演じられた作品の中から、観客が一番見たいと思う作品を拍手で選び、選ばれた作品が、その演じられたシーンも含め全編が上演される、という構成で行われた。

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【劇評】NeXT IMPRO THEATRE 第24回公演 その2

劇評のその1からの続きです。
(その1は、こちらです。)

その2は、各種インプロゲームについて書きます。

基本的に、全て記憶を頼りに書いていますので、多少不正確な部分がありますが、ご了承下さい。

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【劇評】NeXT IMPRO THEATRE 第24回公演 その1

リニューアルということで、何か新しいことでもと考え、インプロ劇評を始めることにしました。
インプロは、台本、打ち合わせ、リハーサルなどが一切ないところからストーリーを作るエンターテイメントですが、単に「ショウとしてどうか」とか「どんなゲームとストーリーが行われたか」、ということだけではなく、そこで作られたお話そのもの、とくにロングフォーム形式のストーリーそのものを中心に、感じたことを書いてみたいと思います。

しばらくは試行錯誤が続き、いろいろとツッコミどころ満載かとは思いますが、よろしくお願いします。

というわけで、毎月新宿プーク人形劇場で行われています、「NeXT IMPRO THEATRE 第24回公演」に行ってきました。
公演の形態や、詳細な流れなどについては、こちらか、前回の劇評をご覧下さい。

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【劇評】即興演劇「NeXT IMPRO THEATRE」

実は最近、スナドリ自身もワークショップでお世話になっている、インプロ・ジャパン
インプロとは「即興(Improvisation)」のことで、インプロ・ジャパンはその普及を目的として、個人および企業向けのワークショップや、公演活動を行っている団体である。そのインプロ・ジャパンが主催する、プロのインプロヴァイザーによるインプロ(即興演劇)公演、「NeXT IMPRO THEATRE(ネクスト・インプロ・シアター)」に行ってきた。
場所は新宿・プーク人形劇場。昔、知り合いの公演で一度だけ行ったことがあるのだが、小規模ながら基本的な劇場設備が整っており、タッパも結構あるので、通常の芝居にも十分に使える劇場である。

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【劇評】野村萬斎演出 「まちがいの狂言」

実は初めての世田谷パブリックシアター。三軒茶屋って微妙に不便な感じがなくはないのだが、駅からたどり着きやすい構造が○。シェイクスピアの中でも未見な脚本の上、生の劇場では初めての狂言などなど、初モノづくしの夜。

客席に入場すると、かなりさりげないたたずまいで、仮面をつけて頭から黒装束をすっぽりとかぶった「黒草の民」があちらこちらに。見た目の雰囲気はスターウォーズ・ファントムメナスに登場するダースモールに似ている風貌だが、とっても愛嬌があってかわいらしく、いたずら好きで人なつっこい印象。
開場中の黒草の民たちは「ややこしや語」しか話すことができないらしく、そこかしこでいろんな意味の「ややこしや」の声が飛び交っている。勝手に客席に座り込んでは、お客さんに声をかけられて「ややこしや語」で「ああ、すいません」と言ったり、お客さんのかぶっている帽子を勝手に借りて、別の黒草の民から「ややこしや語」で怒られていたり、お客さんの後ろにさりげなく近づいて「ややこしや語」でおどかしたりなどなど、遊び心満載の開場時間。ほどなくして「ややこしや語」で場内アナウンスがあり、徐々に開演へとつながっていく。

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【劇評】KAKUTA 「南国プールの熱い砂」

会社帰りの青山円形
やや肌寒い日だったのだが、1F入り口からアロハシャツのスタッフさんがいてリゾート風な雰囲気。いつもはそれほどは感じないプールの臭いが、今日はなぜだかとても強く感じる。もしかしてそういう演出?いやいやいや。地下の子供プールからの臭いに決まっているはず。
エレベータから降りて客席階に着くと、目の前にはプールサイドでくつろぐ人々。そこからすでに「南国プールの熱い砂」は始まっている。

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【劇評】KERA・MAP 「砂の上の植物群」

長いゴールデンウィークに入っていた「スナドリの巣」ですが、ずっと観劇しまくりの日々でした。というわけで、たまったバッファをがんばってどかどかとアウトプットしにかかります。


木曜日。仕事場を脱出しての新宿歌舞伎町。久々シアターアプル。
ナイロンは馴染みだが、KERA・MAPは初。加えて、常盤貴子、筒井道隆、渡辺いっけい、温水洋一などなど、初めて舞台で見る人たちがたくさん。

<以降はネタバレあります。ご注意を。しかも長い芝居なので劇評も長いです(笑)>

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【劇評】劇団、本谷有希子 「乱暴と待機」

なんかこの書き出しばっかりですが、久々モリエール。正直言ってモリエールはこれまであんまりいい思い出がなかったりするのだが、今回は、初見ながら人気の“劇団、本谷有希子”なので、割と期待感を持ちながらの入場だった。

土曜のソワレということもあり、客席はほぼ満席。一見年齢層若めのように見えるが、中年男性の一人客が妙に目立つような気が。気のせいか?相変わらずフラットでミニ紀伊國屋みたいな客席と舞台。本当に申し訳ないのだが、上手方向に背の大きい方がいて、上手端の芝居はほとんど見えませんでした。あとは、低い位置での芝居もほとんど同様。まあ、苛酷な観劇環境は慣れてるんで、見えない部分はちゃんと脳内進行(笑)させてましたが。
舞台は奇妙に牢獄めいた古いアパート。2段ベッドにカラーボックス風の棚とその上の電話。ちいさいテーブル。そして屋根裏風な斜めの天井。全体的に妙に生っぽい雰囲気。上手、下手にそれぞれやや広めの通路っぽいスペースがあり、上手、舞台中、下手、舞台前それぞれが場面によって異なる場所として使用されつつ、舞台が進行する。

<以下、ネタばれありなのでご注意ください>

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【劇評】東京乾電池 「長屋紳士録」

久々スズナリ。久々乾電池。スズナリはもう10年近く前から、そして乾電池は、初めて観たのが高校生の時の岸田戯曲賞を取った傑作「布団と達磨」なので、間はあいているが16年前からの付き合いである。でもよく考えたら、スズナリでの乾電池は初めてか。まあ、どちらも変わらずちゃんと芝居を観せてくれるといのはうれしい限り。
その変わらないアパートみたいな階段を上って客席へ。週末のソワレなのでかなり混み混み。客層は、普段のスズナリの客層では全然ない雰囲気。スナドリもそうなのだが、みなさんどうやら柄本さんファンらしい。舞台は上下の袖はなく、長屋風町並みの背景パネルに、空風な色合いの正方形の高い床のみ。いたってシンプル。スズナリなみの規模の劇場で柄本さんの芝居を観るのは初めてだったので、開演までの待ち時間の間、期待は膨らむ一方だった。

<以下、ネタばれありなので、これから観に行かれる方はご注意ください>

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【劇評】演劇ユニット トレランスVol.4「BROKENマクベス」

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ロビーってこんなに狭かったっけ?と感じるほど、久しぶりの紀伊國屋ホール。本屋さんの奥に唐突に現れる入り口に、上手下手に分かれた階段。フラットでやや見づらい客席。何もかもが懐かしい。演劇ユニット トレランスは、上杉祥三さんと長野里美さんの立ち上げたユニットであるが、スナドリはその昔、「K2」という大作で上杉さんの芝居を観た事があった。これは、舞台一面に巨大な雪壁のセットを作った雪山遭難のお話で、なんと劇中でかなりの高さから滑落する上、舞台上で雪崩も発生するという凄まじい作品。

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街と劇場。うつし世と夜の夢。 ~ 維新派「キートン」にて

P1001556タイトルの「街と劇場」とは、以前に勤務していた下北沢・本多劇場が5年ごとに発行する創立記念パンフレットの名称である。勤務していた当時は「街と劇場」という言葉自体が自分自身の日常そのものであったため取り立てて感じるものはなかったのだが、演劇という仕事から離れ数年が経過した今は、その言葉が持つ多くの意味を感じずにはいられない。

10月下旬のある夜。WPC EXPO→夕方羽田発ANA035便で大阪→ホテルにチェックインするなり大阪在住の同級生と飲み会→翌日朝から道頓堀、日本橋などを歩き回り・・・を経た午後6時。強行軍の相当へばった体を抱えて大阪南港に立っていた。OTSテクノポート線コスモスクエア駅。海の側ならではの寒い夜空。これから演劇公演を見に行くはずなのに駅前に人はほとんどいない。典型的な都市開発が失敗した場所であるらしく、閑散とした土地にハイテクビルが場違いのようにさみしくぽつんと建っている。
「ここで本当に芝居なんてやってるのか?」というやや不安な気持ちを抱えつつそのただっ広い目的を失った土地を歩く。あまりにも建物がなさすぎて地図との位置関係を見失いながらしばらく進むと、やがて遠くにその街がぼうっと姿をあらわした。
維新派「キートン」の野外劇場と屋台村である。

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【劇評】KAKUTAと麻生美代子「女の夜」

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芝居を観には恵比寿には来ない。だが、その日の夜は恵比寿だった。
一軒一軒やたら気合の入った小洒落さを持つ店が建ち並ぶ、JR恵比寿駅からの道を歩いて7分のsiteKAKUTAがアニメ「サザエさん」の磯野フネ役で知られる麻生美代子を加えて企画した朗読劇である。

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グローリー!グローリー!

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写真は、NHKスペシャル「タカラヅカ 憧れと伝説の90年」での、宝塚音楽学校から第90期初舞台生として初舞台の練習をする稽古風景です。
宝塚の稽古なんてもちろん初めて見ますが、いやーみんなホントーにカワイイです。マサに萌え萌え(笑)です。
単に容姿のことを言ってるのではなく、その初々しさ、はつらつさにであります。

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続々・テーマパークの演劇的考察<最終回> ~ 虚構現実の誕生

前回前々回とテーマパークを演劇的に捉えた上での考察を書き散らしました。

東京ディズニーシーもNAMCOワンダーエッグもどちらのテーマパークも同じ方向を向いていて「現実に存在する別世界の実体験」あるいは、「別世界と現実世界の融合」を目指していると思われます。その上で、東京ディズニーシーは「劇場世界を内包した劇場」、NAMCOワンダーエッグは「観客も登場人物である世界」というアプローチを試みています。そしていずれもそのアプローチに演劇的な手法や効果を利用しており、なおかつ商業的にも成功しています。

演劇とはいかなる公演形態にせよ「虚構を実体験するメディア」であります。
映画をはじめとする映像メディアとは異なり、実際の目の前でドラマやダイアログが進行する以上、見ている側にとっては現実の出来事であり、現実として体感できる「事件」となり得ます。そのため、アトラクションなどに演劇的な手法や効果を取り入れていくということは、製作者が実現しようとしている「別世界」がより実体験可能な「リアル」として存在感を強めていくことにつながります。

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続・テーマパークの演劇的考察 ~ NAMCO ワンダーエッグ篇

「テーマパークの演劇的考察」の続編、「NAMCO ワンダーエッグ」の巻です。
残念ながら画像はありません。

前回は東京ディズニーシーについていろいろと書き散らしましたが、元々筋金入りのゲーマーだった私にとっては、こちらの方がとても馴染み深く、何度も通った経験があります。
ここは「日本初の都市型テーマパーク」とされていますが、いわゆる普通の遊園地とは決定的に違う点があります。それは、「ゲームセンターの延長線上のテーマパーク」である、ということです。

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テーマパークの演劇的考察

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この写真を見てすぐにどこだか分かったあなた、マニアですね。
そうです。東京ディズニーシーの写真であります。ちょっと小さいですが、中央に見えているのは飛行機です。あそこは旅客機の通り道になっているらしく、こういう風景は園内のあちこちでしょっちゅう見かけます。なんか絵的にはやはり見えてはいけないものが見えているって感じですね。あれだけお金をかけた施設でこういった光景が見えるのは結構笑えます。

題して「夢が書き割りになる時」です。

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