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NeXT IMPRO THEATRE 第25回公演 その2

というわけで、レポートのその1からの続きです。

その2では、引き続き、第1部で行われた各種インプロゲームについてレポートします。
基本的に、全て記憶を頼りに書いていますので、一部不正確だったり、大雑把な記述の部分がありますが、悪しからずご了承下さい。


■ゲームショウ インプロチーム:Xpot、imp

1.ペーパーズ 「どじょう日より」

ペーパーズは、舞台上にタイトルカードをばらまき、シーンの最中に、カードに書かれている言葉を、たとえどんなにそのシーンに場違いなセリフであっても、生きた言葉として必ず読み上げなければならない、というもの。

畑を耕すゲンさん(Xpot:鉢山あきこ)。「だからブラジルに負けたんだ!」(笑)と嘆き悲しむ。毎年行われるコーヒー豆の品評会が目前に迫っており、今年こそはブラジルに勝つ!と意気込んで畑仕事に臨んでいた。今年の豆のテーマは「秋の思い出」
その頃、品評会の会場。審査員の男(Xpot:川添圭太)は、いつものブラジルの出来に満足してえびす顔。夏の香りがするブラジルの豆は、すでに勝ったも同然な雰囲気。そこに我らがニッポンの豆が到着。会場を包み込む秋の思い出の香りに、審査員は感銘を受け、見事にニッポンの豆は採用を勝ち取ったのであった。


2.3WAYダビング 「ぐるんぱ」

3WAYダビングとは、A←B←Cの順に出演者が並んでいた場合、Aさんは、Cさんの声を担当し、BさんはAさんの声を担当し、CさんはBさんの声を担当する、というゲーム。各人は身体は自由に動かすことが出来るが、声は他人によって出される状態となる。別の人の声を担当していながら、いかに自分の役の声と演技に集中できるか、プレイヤーの腕の見せ所である。

とあるDJの男(Xpot:川添圭太/声:鉢山あきこ)が登場。「オレの名前は、yo,hey」(笑)。つまり、ヨウヘイという名前であった(笑)。ヨウヘイはその名前が示す通り、普段からラップリズムで生活するような、筋金入りのDJであった。そこに、先日失恋したばかりのミーコ(Xpot:松本雅子/声:川添圭太)が現れ、ヨウヘイと出会う。すっかり傷つけられてしまっていたミーコを元気付けるため、ヨウヘイは自分のラップを聞かせた。普段はクラシックしか聞かないミーコであったが、元気も沸いてすっかり興味津々の様子。さらにそこに、ヨウヘイの彼女(Xpot:鉢山あきこ/声:松本雅子)が登場。ミーコに難癖をつけ始め、その場で一気につかみ合いになってしまう。
実はこの彼女、ヨウヘイの使っているスタジオのオーナーであり、レコード代から機材費まで全てを出資していたのである。ヨウヘイに近づくのならよっぽどのラップができるのだろうと、彼女はミーコにDJのブースに立たせる。
ミーコは、なんとバイオリンの弦を使って、プレイを始めた。回転するレコードに弦をあて、生まれたリズムが「ぐるんぱ!」。これが今までにない新しいラップを奏で、女はミーコのことを一気に気に入る。
かくてヨウヘイはスタジオをクビになり、そのブースにはミーコが立つことになったのであった。


3.秘密の目的 「タイトルなし」

秘密の目的は、Aさん、Bさん、Cさんそれぞれに、シーンの中で必ず行わなければならないある目的が与えられるが、その目的を知っているのは自分以外のプレイヤーのみとされるゲーム。各プレイヤーは、作られるストーリーをしっかりと演じながら、全員がその目的を達成できるように、お互い協力をしていかなければならない。
今回は、観客から目的をもらい、以下の通りとなった。
・川添圭太→メスを握る
・鉢山あきこ→ホッピング
・松本雅子→アイロンをかける
ノータイトルでスタート。

ある病院に急患(imp:飯野雅彦)が運び込まれてくる。運び込んでまれたはいいが、あいにく先生がいない。右往左往する看護師(Xpot:鉢山あきこ)とつきそい?(Xpot:松本雅子)。そこに通りすがり(笑)の医者(Xpot:川添圭太)が現れた。すぐさまその場で緊急手術を行い(ここで「メスを握る」が達成)、あっという間に患者は全快し、その場で退院(笑)していった。感謝の言葉を言う二人。「こんどウチの幼稚園にも遊びに来てくださいね~」

ところ変わって、とある幼稚園。泥だらけになって遊ぶ子供達(imp:入岡雅人、飯野雅彦)。汚れまくる服。登場したアキコ先生(氏名うろ覚え。Xpot:鉢山あきこ)は、彼らの服を脱がして洗濯をする。さらに登場した別のマサコ先生(氏名うろ覚え。Xpot:松本雅子)が新しい服を着せようとするが、子供達はなぜだか、「前の服がいい!前の方がカッコイイからそっちがいい!」と言ってきかなかった。
マサコ先生、そこでアイロン台を設置して、洗濯したばかりの服にアイロンをかけて、彼らに着せてくれた(ここで「アイロンをかける」が達成)。子供達は大喜び。
さて、マサコ先生曰く、今日はアキコ先生が「新しい遊びを教えてくれる」とのこと。さらに別の子供(imp:奥山奈緒美)もそこに加わり、みんな興味津々でアキコ先生に注目した。しかし、アキコ先生は最後まで、みんなが待ち望んでいる遊びを披露することはできなかったのであった(笑)。


4.最初と最後
「最初:言葉なんかいらない。大事なのは気持ち。最後:グレイ大好き」

最初のセリフと最後のセリフが決められていて、ストーリーの中で必ず、最初のセリフで始まり、最後のセリフで終わらなければならないというゲーム。この回は、男性陣3人のみで演じた。

「言葉なんかいらない。大事なのは気持ち」。
あるメジャーアーティストの元を訪ねる、坂本(imp:入岡雅人)と(imp:飯野雅彦)。男は、緊張する坂本をその言葉で勇気づけ、気持ちさえあればきっとうまくいくと励ました。そのメジャーアーティスト・桜井(Xpot:川添圭太)は、以外にも気さくな人間で、二人と快く会ってくれた。坂本が緊張しつつも、募集しているギタリストになりたくて尋ねてきましたと話す。さっそくその場でギターを披露。何と坂本が演奏した音楽は、全く何も持たずに演奏を行う「エアーギター」であった。
その姿勢と勢いに感心した桜井は、坂本を招き入れ、スタジオへと案内する。そこに、ボーカルのトメ(imp:飯野雅彦)が登場。坂本の必死のエアーギタープレイを見ても、「なんだコイツ」と認めてくれなかった。なぜなら、そのトメ自身もエアギタリストだったのである。
トメが演奏する「本物の」エアーギターは、なんと口で音を自在に表現し、ないはずのギターをスタンドに置くところまでやるという、高度なものだった。
その様子に感動し、見よう見まねでそのプレイスタイルに挑戦する坂本。坂本の口で音を出すエアーギターは、なかなかに才能溢れるものであった。世界のエアーギタリストを志すことを決意する坂本。「さあ、今の気持ちを言え!!」とトメ(笑)。
坂本「グレイ大好き!」


5.エモーショナル・チェンジ 「東京サバイバル」

エモーショナル・チェンジは、シーンを演じてる途中で、司会役から「悲しみ!」とか「怒り!」などと声が飛ぶので、その言葉の内容に応じた感情をどんな場面であってもすぐさまシーンに反映しなければならない、という内容。
今度は女性陣だけによるシーン。

危険な車たちが物凄い勢いで走りぬける土地・東京。そこに、お父さんがお家に忘れてしまったお弁当を持っていくため、二人のちびっ子、タッくん(imp:奥山奈緒美)とマユミちゃん(Xpot:松本雅子)が立ち上がった。二人は、激しい闘志と正義感を燃やして、タッくんの3輪車「ライサンダー」で出撃し、お父さんの会社を目指す。

その頃、会社で弁当がないことにタッくんのお父さん(Xpot:鉢山あきこ)は気づいた。お父さんは、凄まじい羞恥心に襲われ、意気消沈し、会社に辞表を提出(笑)することまで、考え始めていた。大変だ。お父さんが会社を辞めちゃうぞ!急ぐんだタッくん!

しかし、その頃タッくんとマユミちゃんは、自損事故(笑)を起こしてしまい、虎の子のライサンダーは大破してしまった。激しく行き交う車たちを見て、タッくんたちは改めて、東京はサバイバルな場所であることを思い知る。希望を失いかける二人。しかし、その手に持っているお弁当が二人の目的を失わせなかった。再度勇気を振り絞って、今度はマユミちゃんがタッくんのライサンダーに成り代わり、タッくんを乗せて、再度進撃を開始した。

自宅からの連絡を受け、子供達が会社に向かって弁当を運んでいることをお父さんは知った。居ても立ってもいられず、子供達を探しに会社を飛び出すお父さん。そこに、過酷な東京サバイバルをたくましく生き抜いた二人の小さな勇者が、見事に到着した。手を広げ、その大きな胸で子供達を受け止めようとするお父さん。その姿は、あまりにも神々しく子供達の目に映り、二人は、信仰心のようなものを生まれて初めて心に感じ、その場にひれ伏しながらお弁当を差し出した。

二人は、過酷な環境を乗り越えたことによって、父の偉大さを生まれて初めて知ったのであった。


6.タイプライター 「白ワインお湯割」

ゲームショウの最後は、再び6人全員でのシーン。1人が作家役となり、タイプライターを打つようにストーリーを語り、そのストーリーをそれ以外の全員が演じるという内容。タイプライター役はimpの入岡雅人が担当。

ワイン評論家中島義之(imp:飯野雅彦)は、売れっ子の評論家であったが、このところ体具合を悪くしていた。どうやら仕事が忙しすぎて、ワインを飲み過ぎていることが原因だった。ところが、今日もワイン問屋(Xpot:鉢山あきこ)から新作の評論依頼が入る。問屋に多少遠慮されてしまうぐらい、中島の具合は悪そうに見えた。

自宅で、今日の評論の仕事に取りかかろうとする中島。しかし、あまりにも身体具合が悪かったので、冗談半分でワインをお湯で薄めてみた。すると、意外にも、お湯の効果で部屋全体がワインの香りにつつまれ、飲まずしてワインを味わうことができることに気づいた。

場面転換。ワインパーティーを開こうとする、セレブな奥様方。そのホスト役の奥様(imp:奥山奈緒美)がなんと500万円もする「ナカジマブランド」のワインを準備していた。さて、自慢話もそこそこに(笑)、さっそくそのワインを飲んでみようとすると、ラベルには不思議な言葉が書かれていた。「お湯で割ること」。何をバカな。最近のナカジマもレベルが下がったわねえと奥様方はけたたましく笑いあった。

再び場面転換。中島のワイン評論の師匠である玉坂(Xpot:川添圭太)に、中島がお湯割りの話をしている場面。さすがの師匠も何をバカなと取り合わないが、中島の熱意に押され、その場で白ワインのお湯割りを試してみた。すると、ワインにお湯を入れたとたんに、その場所はパリへと変貌(笑)した。豊かな葡萄畑に、街を闊歩するパリジェンヌ。その効果に感動する玉坂と中島。「これぞイン・ワイン!」(笑)。二人は、ワインの新しい可能性を確信した。

中島の新しいワインの楽しみ方は、生粋のパリっ子であるフランソワ(Xpot:松本雅子)も興奮するほど、広く世間に受け入れられ、ワイン問屋にも各方面から注文が殺到しているとのことだった。
こうして中島は、自らの健康を取り戻しながら、新しいワインの文化を花開いていくのであった。

その3に続きます。

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