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<title>スナドリの巣 ： NeXT IMPRO THEATRE レポートサイト</title>
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<description>スナドリがファンである、インプロ（即興演劇）公演「NeXT IMPRO THEATRE」の観劇レポートを劇評タッチでお届けいたします。
本家「スナドリの巣」の別館です。</description>
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<dc:date>2006-10-23T03:01:26+09:00</dc:date>
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<title>NeXT IMPRO THEATRE 第２９回公演 １：ロングフォーム、ゲームショウ</title>
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<description>2006年10月。都心は秋っぽいひんやりした風を徐々に感じるようになってきた。第...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;2006年10月。都心は秋っぽいひんやりした風を徐々に感じるようになってきた。第29回のNeXT IMPRO THEATREである。&lt;br /&gt;
この日はあいにくの雨模様。そのためか、場内はやや空席が目立った印象であったが、今回は前半の最後に新しい試みが見られたり、後半も&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;サプライズ的な演出&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;が行われたりなど、見逃してしまうにはもったいなさ過ぎる、充実した公演であった。サプライズなどの詳細についてはまた後程。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;さて今回のNeXT IMPRO THEATREは、いつものimpフルメンバー、入岡雅人（イリ）、飯野雅彦（マサ）、奥山奈緒美（ナオミ）、秋山桃里（モモ：即興ミュージシャン）の４人、Xpotは野間大輔（だいすけ）、鉢山あきこ（はっち）、矢熊進之助（しんのすけ）、松本雅子（マーシャ）の４人の２チーム８人がオンステージした。&lt;br /&gt;
オープニングはフリーズタッグからスタート。タイトルは&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;「突撃！」&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;。&lt;br /&gt;
勇気を出しての告白シーン→表彰式→路上のアコーディオンの演奏→生きたまま心臓摘出→何かをずっとナメナメ(笑)→わき水探索で終了。「何かをずっとナメナメ」は、ご覧になってない方のご想像にお任せします(笑)。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;なお、今回から、文中の出演者名は全てカッコ内のインプロネームにてお送りします。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;br /&gt;
&lt;/p&gt;&lt;p&gt;&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;■第１部　ロングフォーム、ゲームショウ&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;br /&gt;
&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;ｉｍｐ：ロングフォーム「ダゾザゾ」&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;まずはスケッチと連想から。「ダゾザゾ」は「ダ・ゾ・ザ・ゾ」って滑舌の練習の言葉？で、みんなの滑舌の練習の話。イリは一度もそういうことの訓練をしたことがないという。出身は会津で標準語の練習をしているうちに滑舌が良くなったとのこと。ナオミのリクエストで彼が&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;会津弁&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;を話し始めそばからいきなりシーンがスタート。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;久しぶりに実家に帰ってきた&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;マサル&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;(イリ)。そしてそれを出迎えた年老いた&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;母親&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;(ナオミ)。マサルは役者を目指して上京したのだが、母は「なんぞＴＶではまだ見んねえ」と、やんわり&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;問いただす&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;。マサルは、言葉の訛りのせいだとか力ない&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;言い訳&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;ばかり。そういえば、同級生のシゲルが会いたがっていたよと母。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;そこでエディット。同窓会の話。今まで一度も出たことがないとマサ。ナオミ、イリ曰く、とにかくビックリする、小学校の友達がおじさんになって出てくるのに本当に驚くとのこと。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;場面変わって、同級生の&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;シゲル&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;(マサ)に会いに行くマサル。しかし、シゲルは、変わり果てたマサルを見ても、マサルだとなかなか信じてくれなかった。彼の自宅には、同級生たちととった当時の写真が飾ってあり。そこに&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;３人の子供たち&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;が写っていた。マサルとシゲルに挟まれて、真ん中には&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;カワイイ少女&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;が。本当にマサルは変わり果ててしまっていた。&lt;br /&gt;
するとそこに、写真に写っていた少女である&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;カズヨ&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;(ナオミ)がやってきた。シゲルとカズヨは同級生同士で結婚していたのであった。それを驚き、懐かしむマサル。カズヨは、マサルの首筋にあるホクロを見て、ようやくマサルだと理解した。そうして、やっと３人は久しぶりに&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;再会&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;することが出来た。&lt;br /&gt;
２人はマサルが役者になったということを聞いていたので、さぞかし活躍しているだろうと話すが、マサルは肩を落とし、全然そんなところまで到達できていないことを語りだす。地元から見れば、東京へ出て行った者はみんな成功したり派手な生活をしているような印象を共通的に持つのだが、総じてそれは&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;勝手な想像&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;である。マサル曰く、「みんな、同級生はどんどん離れ離れになって、もうこの土地にはお前たちぐらいしかいない。だから会いに来たんだ」。&lt;br /&gt;
どうやら彼は相当自分の先行きに&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;行き詰まって&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;しまっているようだった。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;エディット。いろいろな家庭の事情で、仲良かった友達たちがどんどん引っ越していってしまったというナオミの話。それも地上げなどのような理由で、友達のお父さんが怖い人に蹴られたりしたという。自分のお父さんが蹴られたりするのって、なかなか見ないよね。見たら&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;ショック&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;だよねと言う話。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;場面変わって、マサルの自宅。&lt;br /&gt;
いろいろと思い悩んだマサルは、ついに東京へは戻らずに、俳優を辞め、このまま実家に戻るということを決意する。しかし、その挫折感は重く、すっかり元気を無くしてしまっていた。母はその様子を心配に思い、遊びに来たシゲルにマサルを元気付けてあげるように言った。&lt;br /&gt;
シゲルはマサルに、せっかく帰ってきたのなら、最近地域に出来た&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;人形劇団&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;の手伝いをしたらどうかといった。俳優の修行をしたのに人形なんて・・とマサルが言ったので、そこでシゲルは、実際に使われているという&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;人形&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;(しんのすけ)を見せた。「(訛った言葉で)どうだ。&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;マイケルジャクソン&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;みたいだろ」(笑)。人形を見てその言葉を聞いた瞬間に、マサルは急にやる気が出てきて(笑)、人形劇に&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;挑戦&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;することにした。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;そして、人形劇団の公演の当日。&lt;br /&gt;
マサルは、嬉々として人形を操り、キャラクターを演じていた。もともと人形がマイケルジャクソン風なこともあり、台詞はなぜか全て英語で、&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;英語人形劇&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;という作品(笑)だった。観客はもちろん、田舎のおじいちゃんとおばあちゃんたちだったので、その台詞はなかなか理解してもらえなかったが、マサルはとっても&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;活き活き&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;と人形を操っていた。&lt;br /&gt;
それを客席から見ていた友人のシゲルと母。実家へ戻ってきて、ようやく元気を取り戻して仕事を始めたマサルを、二人は&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;にこやか&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;に眺めていたのであった。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;br /&gt;
&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;Ｘｐｏｔ：インアウト「棒も磨けば針になる」&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;インアウトは、舞台上に常に２人いる状態を維持しながらシーンを進めるというゲーム。誰かが３人目としてシーンに登場した場合、２人のどちらかが理由づけてシーンから出て行かなければならない&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;針を念入りに磨く&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;一寸法師&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;（はっち）。鬼に囚われた&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;姫&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;を取り戻すべく、強い決意で、針を磨いていた。それを頼もしそうに見る&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;おじいさん&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;(だいすけ)と&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;おばあさん&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;(マーシャ)。世話好きな２人は、法師にちゃんちゃんこやら団子やらいろいろ持たせて見送った。&lt;br /&gt;
一寸法師はお椀に乗って、鬼の下へと向かった。そこにはいかにも悪そうな&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;青鬼&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;(しんのすけ)が、&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;姫&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;(マーシャ)を捕らえていた。法師は、針の刀を持って、果敢に鬼に向かっていくが、全く持って歯が立たない。しびれをきらせた姫は、えいやと&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;自力&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;で脱出してしまった。&lt;br /&gt;
青鬼は、&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;赤鬼&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;(だいすけ)に姫を逃がしたことを責められたが「これも&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;遊びのうちよ&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;」と言い、今度は２人でふもとの村を姫を探しながら大暴れした。村の家々は、鬼たちに踏み潰され、法師のおじいさんとおばあさんも無惨に飛ばされてしまった。&lt;br /&gt;
しかし、そこに再び法師が現れ、再び果敢に飛び掛った。しかし、やっぱり法師は法師。まったく歯が立たない。そこに再びしびれを切らした姫が現れ、棒きれで、鬼を一激の元にしとめた。&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;姫大活躍(笑)&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;。そんな強い姫の戦う姿を見ているうちに、法師の身体は姫と同じ大きさになり、今度は本当に姫を守ることを誓うのであった。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;br /&gt;
&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;Ｘｐｏｔ：最後が最初「マリーアントワネット様」&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;最後が最初とは、短い場面をたくさん演じ、その場面での最後の台詞を、必ず次のシーンの最初の台詞にしなければならない、というゲーム。&lt;br /&gt;
タイトルカードから「マリーアントワネット様」という台詞からスタート。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;マリーアントワネット様に&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;ラブレター&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;を渡す練習をする&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;男&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;(しんのすけ)。そこに、本物の&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;マリーアントワネット&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;(だいすけ)が通りかかり、いきなり&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;プロポーズ本番&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;になる。男は勇気を持ってプロポーズのラブレターを渡したが、マリーアントワネットは無情にも、彼の&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;財産の状態&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;を確認する質問を言い出す。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;地面のアリさんに財産がどのくらいあるかを聞く&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;ミチコ&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;(はっち)。ミチコはとっても好奇心旺盛で、どうしてもアリの財産状態を知りたがっていた。遠くからは、ミチコを呼ぶ&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;母&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;(マーシャ)の声。彼女は、今日もアリと話が通じないことをとても残念がる。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;学校の屋上から&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;いじめっ子&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;(しんのすけ)に無理矢理バンジージャンプをさせられる&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;男の子&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;(はっち)。しかし、そこに&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;先生&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;(マーシャ)が来てくれた。先生は激怒し、泣きじゃくる男の子を助けてあげる。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;とある&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;先生&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;(だいすけ)に、すごい金額の支度金を渡す&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;女性&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;(はっち)。但し、&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;全ての権利&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;(を譲ってもらうという約束であった。先生は、意を決して、「全てをゆだねよう、キミに」と言う。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;何かの動物を川に放つ&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;少年&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;(マーシャ)。動物はなんと、&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;オオサンショウウオ&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;(はっち)だった。オオサンショウウオは、とってもぐうたらで傲慢な態度で、川じゃなくて沼に放してほしかったんだよなあと&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;ブツブツ文句&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;。&lt;br /&gt;
そんなに言うなら、もう一度釣り直すぞと少年はいい、さっそく釣りをはじめた。さすがにそれはイヤだと、オオサンショウウオはしぷしぷ「ありがとうございました」と言って、そのまま川へ出て行った。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;strong&gt;【スナドリ注：オオサンショウウオは環境省のレッドデータブックに登録されている準絶滅危惧種であり、我が国の特別天然記念物に指定され、文化財保護法によって厳重に保護されております。無断で捕獲したり、針で釣ったりなどして傷をつけた場合は、法律によって罰せられますので、決してマネなどしないようにご注意下さい。】&lt;/strong&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;br /&gt;
&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;Ｘｐｏｔ：ペーパーズ「３つの願い」&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;ペーパーズは、舞台上にタイトルカードをばらまき、シーンの最中に、カードに書かれている言葉を、たとえどんなにそのシーンに場違いなセリフであっても、必ず理由づけて、生きた言葉として必ず読み上げなければならない、というもの。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;流星に向かって何やら祈りを捧げている&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;女の子&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;(はっち)。しかしタイミングが合わず、なかなか祈りが届かない。「&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;お金を下さい！&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;私の願いはそれだけなんです！」。そこに&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;先生&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;(マーシャ)が通りかかり、あんたそんなタイミングじゃ全然願いは&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;届かないわよ&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;と言った。&lt;br /&gt;
そこで行われているのは、&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;願い事合宿&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;。流星群がやってくる夜を利用して、みんなで何かの願い事をかなえようとする部活の合宿であった。&lt;br /&gt;
先生は、これから山小屋で寝るので「この線から僕の陣地。絶対またいだり、あたしを起こしたりしないでね」と強く念を押した。&lt;br /&gt;
そこに&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;田村くん&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;(だいすけ)がやってくる。彼は彼女が欲しいということが願い出あったが、彼もまたなかなか願いを通すことが出来なかった。さらにそこに&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;川口&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;(しんのすけ)もやってきた。彼は、美味しいものを腹いっぱい食べたいということが願い。みんなで喧喧諤諤。やはり川口には勇気が必要ではないかと、先生の言った線を彼にまたがせることにした。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;その頃、先生は、ルンルンな鼻歌を歌いながら、１人で&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;ヒレステーキ&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;と&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;シャンパン&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;を楽しんでいた。どうやら、リッチ好きな先生であるらしい。ところがそこに線をまたいで川口がやってきた。ヒレステーキに&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;目を輝かせる&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;川口。先生はあきらめてそれを食べさせ、川口の願いは見事にかなった。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;それを見た田村はやはり勇気が大事と、再び流星群の下へ行く。そこには、女の子が相変わらず、願いを叶えようとしていた。田村が勢いよく願いを念じると、&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;どんぴしゃ&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;のタイミングで、星が通った。そして田村は、勇気を出して女の子に告白をする。&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;「前からキミのことが好きだったんだ！」&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;。しかも彼はなんと、財閥の息子であった。そうして女の子も、お金持ちという願いを同時に叶えたのであった。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;br /&gt;
&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;Ｘｐｏｔ：４ＷＡＹダビング「かつら屋」&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;４ＷＡＹダビングとは、Ａ←Ｂ←Ｃ←Ｄの順に出演者が並んでいた場合、Ａは、Ｄの声を担当し、ＢはＡの声を担当し、ＣはＢの声を担当し、ＤはＣの声を担当する、というゲーム。各人は身体は自由に動かすことが出来るが、声は他人によって出される状態となる。別の人の声を担当していながら、いかに自分の役の声と演技に集中できるか、プレイヤーの腕の見せ所である。&lt;br /&gt;
今回はだいすけ←はっち←しんのすけ←マーシャ←だいすけの順でダビング。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;城下町へお忍びで遊びに来た&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;殿様&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;(はっち(声：しんのすけ))。実は根っからのおしゃれな殿様は、ずっと同じ髪型をするのに飽きたので別の髪型にしたいと、&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;かつら屋&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;(しんのすけ(声：マーシャ))へ相談に来ていた。そこには殿の&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;家来&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;(だいすけ(声：はっち))もおり、そのことに難色を示していたのだが、殿様はどうしても変えたいといってきかなかった。かつら屋はいろいろと悩んだ末、とっておきのかつらを出してきた。それはなんと&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;黄金に輝く&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;、とんでもなくド派手なかつらで、殿様はそれをたいそう&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;気に入った&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;。&lt;br /&gt;
お城では、一旦城に戻った家来と妾の&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;およね&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;(マーシャ(声：だいすけ))があれこれと相談していた。家来は、先祖代々続く髪型を変えようとしてしまう殿様に何とか&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;思い止まらせたい&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;と言い、およねは、私が殿に上申しましょうと言った。&lt;br /&gt;
その頃、殿様は新しい髪型で城下町を意気揚々と闊歩していた。そこに、やってくる家来とおよね。およねは、そんな成金趣味の髪型は・・と早速殿様に言おうとした。ところが、殿様が彼女に後頭部を見せると、そこには大きな&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;金の家紋&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;が施されており、およねはそれをとても気に入ってしまい、殿様に惚れ直してしまう。&lt;br /&gt;
家来が頭を抱えるのを気にもとめず、殿様はしなだれかかるおよねを満足そうに&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;抱きしめた&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;のであった。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;br /&gt;
&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;&lt;a href=&quot;http://sunadori.cocolog-nifty.com/next_impro/2006/10/next_impro_thea_af3a.html&quot;&gt;その２&lt;/a&gt;&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;に続きます。&lt;br /&gt;
&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>NeXT IMPRO THEATRE</dc:subject>
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<dc:subject>文化・芸術</dc:subject>
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<dc:creator>スナドリ</dc:creator>
<dc:date>2006-10-23T03:01:26+09:00</dc:date>
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<item rdf:about="http://sunadori.cocolog-nifty.com/next_impro/2006/10/next_impro_thea_af3a.html">
<title>NeXT IMPRO THEATRE 第２９回公演 ２：タイプライター</title>
<link>http://sunadori.cocolog-nifty.com/next_impro/2006/10/next_impro_thea_af3a.html</link>
<description>その１からの続きです。 ｉｍｐ、Ｘｐｏｔ：タイプライター ゲームショウ最後となる...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;&lt;a href=&quot;http://sunadori.cocolog-nifty.com/next_impro/2006/10/next_impro_thea_7185.html&quot;&gt;その１&lt;/a&gt;&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;からの続きです。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;br /&gt;
&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;ｉｍｐ、Ｘｐｏｔ：タイプライター&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;ゲームショウ最後となるタイプライターは、タイプライター役の人物がストーリーを時折語っていきながら、お話を作っていくというゲーム。ところが今回はなんと、シネマガイドとラジオドラマの２つのゲームをタイプライターの中に取り込んだ、&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;豪華版タイプライター&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;として上演された。&lt;br /&gt;
シネマガイドとは、映画の解説集の本を用意して、観客にランダムなページ番号を言ってもらい、そのページに書かれている映画のあらすじを元にストーリーを作っていくというもの。そして、ラジオドラマは、その名の通り音声だけでお話を作るというゲーム。明かりをやや暗めにして、身体表現は一切使わずに、セリフ、ナレーション、音響効果だけでストーリーを演じる。いわば、即興生放送ラジオドラマ、といったところ。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;まず、観客にシネマガイドのページ番号を選んでもらう。そのページにはこんなあらすじが書かれていた。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;strong&gt;「妻子の目の前で、皇室一家を救出するライアン。しかし、彼は、テロ集団から恨みをかってしまい、家族の命が狙われる。」&lt;/strong&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;このあらすじを元に、タイプライターをラジオドラマモードにてスタートした。&lt;br /&gt;
タイプライター役はｉｍｐの奥山奈緒美(ナオミ)。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;銃声と悲鳴。底の硬い靴の足音とドアを蹴破る音。皇室一家のいる宮殿に&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;テロ集団&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;が忍び込んだ。偶然、そこに家族と共に居合わせた警備員の&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;ライアン&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;(イリ)。彼は、家族を守りつつ、襲ってきたテロ集団に戦いを挑んだ。&lt;br /&gt;
子供たちを背に抱えながら、彼は必死に戦った。警備員ながら長きにわたって格闘技を学んでいたことが功を奏し、テロ集団を&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;なぎ倒す&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;。そして最後に生き残った&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;リーダー&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;(マサ)を追い詰め、見事逮捕する。そうして、そのテロ集団の試みは失敗に終わることとなった。&lt;br /&gt;
しかし、その様子をずっと監視している男の姿に、ライアンは気づかなかった・・・。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;そうして、ラジオドラマモードは終了し、タイプライターの舞台に切り替わった。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;そのテロ事件の功績により、ライアンは警備員から皇室付きの&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;ボディガード&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;に出世していた。&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;皇后さま&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;(はっち)から、厚い信頼を受けるライアン。しかし彼は、あの事件の日から、いつも家族のことが心配でならず、仕事が終わるとどこにも寄り道せず、まっすぐに家へ帰る日々を送っていた。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;自宅には、あの事件から性格が暗くなってしまった息子の&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;ジョセフ&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;(しんのすけ)がいた。ジョセフは、すっかりモノを話さなくなり、いつも人物を&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;真っ黒に塗りつぶす絵&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;を描いていた。それを心配に思い、ライアンは&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;奇妙な身体の動き(笑)&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;で元気づけようとする。しかし、ジョセフは一向に父親のライアンに心を開こうとはしなかった。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;そんなある日、ジョセフは不思議な手紙を渡された。今夜夜遅くにある場所に来れば、お父さんの&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;秘密&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;を教えてあげるよ、と。興味を覚えたジョセフは、&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;父親に内緒&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;で、その手紙に導かれるまま夜遅く一人でその場所へ行ってしまった・・。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;そして、その場所。彼は驚くべきモノを目にしていた。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;ズンダンズダンズンダンズダン！ダラララララ！&lt;br /&gt;
ドンドンカカンズダンズダンダン！ダラララララ！&lt;br /&gt;
「いらっしゃい！」&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;そこで彼を出迎えてくれたのは、なんと小気味良いリズムで太鼓を叩き、とっても楽しげに行進を続ける&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;マーチングバンド&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;であった(笑)。ジョセフは、少し意表を突かれたことにうろたえ気味であったが、そのリズミカルな太鼓の音を聞いているうちに、心の中に&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;楽しい気持ち&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;が芽生えていった。バンドの&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;リーダー&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;(マサ)にあたたかく迎えられるジョセフ。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;ズンダンズダンズンダンズダン！ダラララララ！&lt;br /&gt;
ドンドンカカンズダンズダンダン！ダラララララ！&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;そんなリズムに乗ってマーチングバンドたちと一緒に行進しているうちに、ジョセフは、ついにその楽しさに&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;心を開いてしまった&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;。&lt;br /&gt;
しかしそのリーダーは、あの事件を遠くから監視していた、テロ集団の&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;生き残りのアル&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;であったのだ。彼は、やや興奮気味になっているジョセフに、持っていたそのドラムをプレゼントしてあげた。ジョセフは&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;大喜び&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;して、それを家に持って帰った。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;そして次の日。&lt;br /&gt;
静かな早朝のライアンの家に、けたたましい&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;太鼓の音&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;が鳴り渡った。何事かとライアンが起きてくると、そこには、&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;爆弾のタイマー&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;が付いた太鼓を嬉々として叩くジョセフの姿があった。&lt;br /&gt;
驚いているライアンの元にすかさず電話が入る。出るとそれは、テロリストのアルだった。電話口で勝ち誇った高笑いをするアル。それはまさに、あの事件の&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;復讐&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;であったのだ。&lt;br /&gt;
ライアンはジョセフに太鼓を渡すように説得をするが、すっかり太鼓が気に入ってしまったジョセフはそれを渡そうとしない。ライアンは焦りから、無理矢理ジョセフから太鼓を&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;奪おうと&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;した。しかし、ジョセフは&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;「バカ！」&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;と言って、太鼓をしっかり抱えたまま、外へ走り出てしまった。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;「ジョセーフ！」&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;&lt;br /&gt;
ライアンも必死に後を追った。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;そうして二人は近くの公園までやってきた。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;ライアンは&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;焦っていた&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;。ジョセフにとってあの太鼓は、やっと手に入れることができた&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;唯一の楽しみ&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;だ。もちろん無理矢理奪ってしまうことはできるが、その時はライアンはジョセフからの信頼を今度こそ本当に失ってしまう。しかし命には代えられない。そうしている間にもタイマーは動き続け、もう時間は残っていない。一体どうすればいいのか。&lt;br /&gt;
テロリストのアルは、巧妙に仕掛けられた自分の罠が&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;見事&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;に機能しているのを、彼らの近くまでやってきて満足そうに眺めていた。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;「あのバカ息子が太鼓を離すはずがない。お前が奪うしかないんだぜ。父親のお前が！さあ苦しめ！苦しめ！ははははは！」&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;ライアンは必死に考えぬき、太鼓よりも楽しいことを見せればいいんだと思いついた。&lt;br /&gt;
そして、おもむろに地面の石を拾い上げると、公園の池に向かって&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;サイドスロー&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;で投げ始めた。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;シュッ、テン、テン、テン、テン、テン。&lt;br /&gt;
シュッ、テン、テン、テン、テン、テン。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;石は、水を切るようにして水面を跳ね、小気味よいリズムを奏で始めた。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;シュッ、テン、テン、テン、テン、テン。&lt;br /&gt;
シュッ、テン、テン、テン、テン、テン。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;そのリズミカルな楽しさにジョセフは少し気を許し始めた。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;「お前も何か投げてみろ！ジョセフ！」。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;ライアンは必死だった。&lt;br /&gt;
するとジョセフは、その音にすっかり興味をそそられたのか、なんと、持っていた太鼓を&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;差し出した&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;のである。&lt;br /&gt;
同時にアルは顔色を変えた。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;「そうか。じゃあ、身体を回しながら遠くへ投げるんだぞ！&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;せーの！&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;」&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;ジョセフとライアンは、高らかに太鼓を投げ飛ばした。&lt;br /&gt;
その方向は・・・。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;「や、やめろ！やめるんだー！」&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;爆弾はアルの元で見事に&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;爆発&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;した。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;爆風がすっかりなくなって、身を起こしたライアンの顔には、安堵の表情が浮かんでいた。自分の身に何が起こっていたのか、全てを&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;理解&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;したジョセフ。おそるおそるこう口に出した。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;「お父さん・・・ごめんねお父さん」&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;ライアンはかぶりをふって、こう言った。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;「いいんだ。お前は悪くない。自分の仕事にお前たちを巻き込んだ父さんが悪いんだ。お前は・・・&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;愉快に生きろ。」(笑)。&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;そうしてライアンは再び家族を守り抜いた。&lt;br /&gt;
ジョセフは、自分を守ってくれた父に心を開き、すっかり気に入った太鼓を叩くべく、マーチングバンドへ入団した。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;ズンダンズダンズンダンズダン！ダラララララ！&lt;br /&gt;
ドンドンカカンズダンズダンダン！ダラララララ！&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;ジョセフは、生き返ったような表情で、&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;喜びいっぱい&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;に太鼓を叩き、その音はいつまでもいつまでも街の空に鳴り響いたのであった。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;br /&gt;
&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;&lt;a href=&quot;http://sunadori.cocolog-nifty.com/next_impro/2006/10/next_impro_thea_57d6.html&quot;&gt;その３&lt;/a&gt;&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;へ続きます。&lt;br /&gt;
&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>NeXT IMPRO THEATRE</dc:subject>
<dc:subject>インプロ</dc:subject>
<dc:subject>文化・芸術</dc:subject>
<dc:subject>演劇</dc:subject>

<dc:creator>スナドリ</dc:creator>
<dc:date>2006-10-23T03:01:15+09:00</dc:date>
</item>
<item rdf:about="http://sunadori.cocolog-nifty.com/next_impro/2006/10/next_impro_thea_57d6.html">
<title>NeXT IMPRO THEATRE 第２９回公演 ３：インプロミュージカル</title>
<link>http://sunadori.cocolog-nifty.com/next_impro/2006/10/next_impro_thea_57d6.html</link>
<description>その２からの続きです。 ■第２部　インプロ・ミュージカル 今回のインプロミュージ...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;&lt;a href=&quot;http://sunadori.cocolog-nifty.com/next_impro/2006/10/next_impro_thea_af3a.html&quot;&gt;その２&lt;/a&gt;&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;からの続きです。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;br /&gt;
&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;■第２部　インプロ・ミュージカル&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;br /&gt;
今回のインプロミュージカルは、&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;一風趣向を変えて&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;スタートした。&lt;br /&gt;
いつもならタイトルカードから、作品のタイトルやミュージカルの曲名などを決めて、そのままシーンをスタートするのだが、今回はまずこの言葉から始まった。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;strong&gt;「お客様の中で、ＭＤかＣＤをお持ちの方はいらっしゃいますか？」&lt;/strong&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;つまり、観客が持っているＭＤを拝借し、そのディスクの楽曲の中からランダムに曲を選択して、その&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;音楽を元にシーンを作っていこう&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;という試みである。&lt;br /&gt;
今回、ＭＤを持っていた観客はわずか一名だったのだが、そのディスクの中から別の観客によって曲番号が選ばれ、次のような曲が選定された。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;Windows Media Playerをご使用の方は&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;&lt;a href=&quot;http://gw.jmd.ne.jp/media.asp?ShopCode=AY033&amp;Pass=bzy46myd37&amp;LinkCode=CL00067871&amp;Track=7&amp;ref=http://www.neowing.jp/detailview.html?KEY=VICL-60248&quot; target=&quot;_blank&quot;&gt;こちら&lt;/a&gt;&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;&lt;br /&gt;
Real Playerをご使用の方は&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;&lt;a href=&quot;http://gw.jmd.ne.jp/real.asp?ShopCode=AY033&amp;Pass=bzy46myd37&amp;LinkCode=CL00067871&amp;Track=7&amp;ref=http://www.neowing.jp/detailview.html?KEY=VICL-60248&quot; target=&quot;_blank&quot;&gt;こちら&lt;/a&gt;&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;タイトルは「Piano Bar I」。アニメに詳しい方ならきっと誰もが知っているプロデューサー兼作曲家の菅野よう子率いる「シートベルツ」というユニットによる作品。人気アニメ「COWBOY BEBOP」のサントラに含まれている曲である。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;事前の再生確認などは一切ないままに、この曲を冒頭で流し、ノータイトルでシーンがスタートした。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;その場所は、外国のとあるバー。店内は全体的に老舗のような雰囲気。長年バーとして使われている建物が、店主を代替わりしながら使われているようだ。その老舗の雰囲気からは、かつてはジャズプレイヤーなどのたまり場になっていたようであるが、しかし、近年はその賑わいからはやや遠ざかっているような印象。&lt;br /&gt;
&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;マスター&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;(イリ)と、ウエイトレスの&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;ローラ&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;(ナオミ)が、どことなくヒマそうな面持ちで閉店間際を迎えている。経営もあまりうまくいっていないようだ。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;「ねえマスター、もう閉めましょうよ」&lt;br /&gt;
「相変わらず客足の引きが早いなあ」&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;そんな会話をのんびりとしていたその時、&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;男&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;(マサ)が大あわてで飛び込んできた。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;「かくまってくれ！」&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;男は血を流しており、服はボロボロで、一目見ただけで何かの事件に巻き込まれているということが明らかであった。二人はその男に危険な雰囲気を感じてとまどったが、男は今にも気を失いそうな状態だったので、とにかく男を店の奥にかくまってあげた。&lt;br /&gt;
するとそこに、男の後を追って数人の&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;男たち&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;(Xpot)が店に駆け込んできた。男たちの手には銃が握られていたが、ローラはそれを&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;涼しい顔&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;をして男たちを迎えた。男たちがその街のマフィアであることは間違いなかった。&lt;br /&gt;
緊張する心を抑えながら、二人は何とかマフィアたちの追求を逃れることに成功する。どうやらその男は組織から足抜けをして、それで追われているらしかった。マフィアのメンバーは男の&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;人相書き&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;を手渡して、見かけたら必ず連絡するようにと念を押し、去っていった。&lt;br /&gt;
やっかいごとを抱えたことに二人は苦悩するが、男は、マフィアから足を洗って&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;真人間&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;になろうとしてる気持ちを汲んで、手助けをしてあげることにした。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;翌日。逃げてきた男、&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;サミー&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;は、マスターの自宅で目を覚ました。心配でついてきたローラにコーヒーを出してもらい、マスターに事の次第を&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;問いただされる&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;。彼は二人を巻き込んでしまったことを謝りながら、自分がしでかしたことを話しはじめた。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;「オレ・・&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;親分の女&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;に手をつけちまったんだ」&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;彼は、親分の女－－－&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;ジョセフィーヌ&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;に本気で惚れてしまい、そして彼女自身も組織から足抜けしたがっていたため、一緒に逃げようとした。しかし、組織の包囲網を脱することはできず、ジョセフィーヌは捕まってしまい、サミーだけが何とかあの酒場に逃げ込んできたのであった。&lt;br /&gt;
マスターはその事実を聞いて&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;驚愕&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;した。カネの話だけならば交渉次第で何とか片付けられるが、&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;色恋沙汰&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;となると、早々簡単に済むとは到底思えなかった。しかしサミーは、立ち上がっていた。組織を倒して、ジョセフィーヌを救い出そうと。&lt;br /&gt;
そんな風に意気込む彼の姿は、無謀で、自殺にも等しいものとしか、マスター目には映ってなかったのである。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;その頃、マフィアの&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;本拠地&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;では、&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;親分&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;(ナオミ)が苛立ちを見せていた。壁に貼られたサミーの手配写真を目の前に、&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;子分たち&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;(Xpot)がその雰囲気を感じて直立不動で震え上がっていた。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;「サミーのヤツはまだつかまらないのか！！」&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;子分たちが蚊の泣鳴くような言い訳をするも、親分は相当&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;感情的&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;になっているようだった。サミー自身を連れてこない限りは到底収まりがつかない様子で、その矛先は子分たちに向けられることとなる。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;「お前ら・・・12時間以内に見つからなかったら、&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;１時間おき&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;に一人ずつ殺すからな・・・」&lt;br /&gt;
「・・・は、はい・・・」&lt;br /&gt;
「いいか！何が何でもサミーをここにつれてくるんだぁぁ！！！」&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;怒り狂った化け物のような&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;形相&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;で親分は叫んだ。&lt;br /&gt;
その頃、サミーは何となく寒気を感じながら、店から外の様子をうかがっていた。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;「このお店なら大丈夫よ。絶対に見つかることはないわ。」&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;そこには、なぜか自信たっぷりのローラがいた。サミーは、寒気と共にややあきらめたような雰囲気で、それを否定した。ヤツの情報網はすげえんだぜ。どうせ見つかっちまうなら、こっちから出て行った方がいいに決まってる。&lt;br /&gt;
しかし、ローラは頑として見つからないと言って&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;譲らなかった&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;「アルフレッドは、このお店には&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;手は出せないの&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;」&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;アルフレッド&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;。親分の名をそう呼んでいい者は組織の中にはいなかった。たとえ親分と親しい者でも、そう呼んだ瞬間に彼の機嫌は逆転してしまうことがほとんどであった。しかし、噂ではたった一人だけ、その名を呼んでもいい人物がこの世にいた。&lt;br /&gt;
サミーははっとして言った。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;「あんたもしかして・・・伝説の・・・&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;“ミス・ダリア”！&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;」&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;ローラはにっこりと、とてもうれしそうに微笑んだ。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;「その名前で呼ばれるのは久しぶりだわ。」&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;彼女もまたその昔、親分であるアルフレッドの女であったのだ。&lt;br /&gt;
彼女は古き時代からのそのマフィアの一員であり、アルフレッドの良き理解者で、最高のパートナーだった。しかし、いつしか彼女も年々暴走をエスカレートしていくアルフレッドについていけず、大変な苦労を重ねて組織から&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;抜け出した&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;のであった。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;「あなたには、できることが一つだけあるわ」&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;自分の身の上から、ジョセフィーヌの気持ちがとてもよく分かる彼女は、サミーを手助けしてくれることとなった。サミーは、&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;「ジョセフィーヌ forever」&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;と腕に描いた入れ墨(笑)を見せ、彼女に対する気持ちを情感豊かに歌い上げた。&lt;br /&gt;
そうして二人は、マフィアの本部へ向かい、店を出て行った。&lt;br /&gt;
マスターは、二人が残した書き置きを見て、ただ心配することしかできなかった。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;strong&gt;＜ここで冒頭の曲が流される＞&lt;/strong&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;その頃、マフィアの本部では賑やかな&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;ダンスパーティー&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;が行われていた。しかし、その楽しい雰囲気は、親分・アルフレッドの一声で、&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;台無し&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;にされてしまう。&lt;br /&gt;
再び子分たちを並ばせて、サミーの行方を問いただすも、一向に手かがかりがつかめてなかった一同は、力ない返事しかできなかった。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;「お前ら、っとに使えねえなぁ・・・&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;いつもの&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;やるか！！いつもの！！そこに並んで&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;寝ろ！！&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;」&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;子分たちは半ば&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;泣きそうに&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;なりながら言われるままにした。そしてそこに現れたのは、組織で一番&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;体重の重い男&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;(イリ)だった。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;「お前ら！！いつもの&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;ゴロゴロ&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;だぞ！！やってやれ！！」&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;ぴったり寄せ合って寝かされた子分たちの上を、その男が&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;無情にも&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;ゴロゴロと転げ回った。部屋には怒号のような悲鳴が上がり、阿鼻叫喚の&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;地獄絵図&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;がそこに描かれた(笑)。本当に恐ろしいまでの拷問だった。親分は、男に何度となくゴロゴロをさせて、その人間が出しているとは思えない&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;悲鳴&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;が上がるのを楽しんでいた。&lt;br /&gt;
その時。彼がそこに現れた。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;「やめろ！やめるんだ！こんなに苦しんでるじゃないか！」&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;サミーであった。&lt;br /&gt;
それを見た親分は、にんまりと&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;悪魔的な微笑み&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;を浮かべた。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;「とんだ火に入るとはこのことだ」&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;しかし、サミーはアルフレッドに正面切って挑んできた。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;「今日は、ジョセフィーヌを迎えに来ました。」&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;あまりに正面切られてしまったことで、鼻でせせら笑う&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;アルフレッド(ナオミ)&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;。部屋の奥から&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;ジョセフィーヌ(ナオミ)&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;の悲鳴が聞こえ、彼女は監禁されていることが窺い知れた。しかしそこには、サミーの強力な味方、&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;ミス・ダリア(ナオミ)&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;がいたのである。サミーを含め、全員が&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;一同に会していた(笑)&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;「アルフレッド」&lt;br /&gt;
「ダリア！」&lt;br /&gt;
「久しぶりね」&lt;br /&gt;
「なぜお前、サミーと一緒にいるんだ！」&lt;br /&gt;
「この日を待っていたわ。あなたは、今日でもう終わりよ」&lt;br /&gt;
「何バカなこといってんだ。・・・ちゃんちゃらおかしいから、オレは一旦&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;この幕の後ろ&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;いるぜ」(笑)。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;アルフレッドは予想外の展開に&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;恐れをなして&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;いたようだ。ダリアはそのことをすでに察知していた。アルフレッドのその&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;隙&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;を利用して、サミーはまずジョセフィーヌを監禁部屋から助け出し、外へ逃がした。そしてその間に、ダリアは子分たちを自分のまとめ上げようとしていた。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;「アルフレッドがみんなにゴロゴロをするのは、&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;彼が一番ゴロゴロを恐れている&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;からよ！」&lt;br /&gt;
「そうか、そうだったんだ！」&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;親分の弱点を聞かされた子分たちは、一気に&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;勇気&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;が沸いてきたようだった。&lt;br /&gt;
何とかジョセフィーヌを安全な場所にかくまって帰ってきたサミーは、さっそく恐れをなしていたアルフレッドをおびき寄せ、隙をついて縛り上げ、床に寝かせことに成功した。周囲には、ここぞとばかりに子分たちが待ちかまえていた。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;strong&gt;＜ここで再び冒頭の曲が流される＞&lt;/strong&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;完全に拘束されきったアルフレッドを目の前に、サミーは高らかに皆に言った。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;「Are you ready?」&lt;br /&gt;
「Yeah!」&lt;br /&gt;
&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;「It&#39;s Showtime!」&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;オシャレなピアノの曲がバックに流れながら、親分の上を、子分たちが&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;一人ずつゴロゴロ&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;していった。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;「うおーやめろーやめるんだー」&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;アルフレッドは、「うおー」「ぎぇー」「ぬはー」と悲鳴を上げ、子分たちは嬉々として、&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;我先に&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;とゴロゴロをしていった。&lt;br /&gt;
サミーはそれをどんどんヒートアップさせていった。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;「みんな！&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;日頃のうっぷん&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;をここで晴らせ！」(笑)&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;br /&gt;
そうしてずっとゴロゴロは続いていった(笑)。そのせいですっかり打ちのめされてしまったアルフレッドは、別の街へ去っていき、街には自由な活気戻ってきた。&lt;br /&gt;
マスターのバーには&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;たくさんの人&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;が毎日集まってきた。ダリアの下に。ダリアの下にと。&lt;br /&gt;
おいしいお酒が飲めるのは街が&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;平和な証拠&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;だと、ダリアは、そうやって集まってくる人々に大盤振る舞いをしてあげた。&lt;br /&gt;
マスターは何事もなく事件が解決したことを喜び、毎日忙しく働いていた。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;そんな時。&lt;br /&gt;
あの陽気が音が、再びそこに響き渡った。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;ドルルルルルルルル！&lt;br /&gt;
ズンダンズダンズンダンズダン！ダラララララララ！&lt;br /&gt;
ドンドンカカンズダンズダンダン！ダラララララララ！&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;街に&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;マーチングバンド&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;が戻ってきたのである(笑)。&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;バンドリーダー&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;(マサ)は、「どうですか。よかったらみんなで行進しませんか？」(笑)と皆を誘った。&lt;br /&gt;
皆は顔を見合わせて笑いながら、楽しそうにその行進に加わっていったのであった。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;br /&gt;
&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;&lt;a href=&quot;http://sunadori.cocolog-nifty.com/next_impro/2006/10/next_impro_thea_89d4.html&quot;&gt;その４&lt;/a&gt;&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;へ続きます。&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>NeXT IMPRO THEATRE</dc:subject>
<dc:subject>インプロ</dc:subject>
<dc:subject>文化・芸術</dc:subject>
<dc:subject>演劇</dc:subject>

<dc:creator>スナドリ</dc:creator>
<dc:date>2006-10-23T03:01:04+09:00</dc:date>
</item>
<item rdf:about="http://sunadori.cocolog-nifty.com/next_impro/2006/10/next_impro_thea_89d4.html">
<title>NeXT IMPRO THEATRE 第２９回公演 ４：劇評</title>
<link>http://sunadori.cocolog-nifty.com/next_impro/2006/10/next_impro_thea_89d4.html</link>
<description>その３からの続きです。 今回は、第１部、第２部とも、新しい試みがとても面白かった...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;&lt;a href=&quot;http://sunadori.cocolog-nifty.com/next_impro/2006/10/next_impro_thea_57d6.html&quot;&gt;その３&lt;/a&gt;&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;からの続きです。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;br /&gt;
今回は、第１部、第２部とも、新しい試みがとても面白かった。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;第１部最後のシネマガイド＋ラジオドラマ＋タイプライターの組み合わせは、それぞれのゲームの特性がとてもよくマッチしていて、これまでのタイプライターのみの作品よりも、ストーリーに大きな厚みが増していたと思う。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;特に冒頭のラジオドラマによる導入は、観る側の想像力が力強く働いてきて、実際にシーンを見せるものとはまた異なった奥行きのある臨場感があり、比較的大きな流れをもっていたあらすじに対して強固なストーリーの主軸を打ち立てていた。&lt;br /&gt;
インプロのストーリーは、時々、やや荒唐無稽な展開が繰り返されることがあったりするのだが、ゆるぎないストーリーの主軸があることで、フィクション性の強い作品ながら、展開に強いリアリティが感じられた。&lt;br /&gt;
特に素晴らしかったのは、父親であるライアンと息子のジョセフの関係だった。物言わぬのにジョセフは実に表情豊かで、こちらの想像力をより押し広げ、二人の関係性がとても豊かに描き出されていた。ライアンがジョセフを元気づけようとすると、彼の胸の底にある不安が逆にジョセフに映し出され、ますます親子の信頼が揺らいでいくという構図は、心を閉ざしたジョセフ自身が、まるでライアンの鏡があるかのように感じられた。&lt;br /&gt;
またその後の展開も、息子の命を取るか親子の信頼を取るかという、一種不思議な究極の二者択一であったのが、とても興味深く、終演後も楽しませてくれるほどスナドリの印象に強く残った。&lt;br /&gt;
それはやはり、突如として舞台に登場したマーチングバンドが大きく係わっているからであろう(笑)。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;また第２部の観客からＭＤを拝借して音楽を決めるというオープンニングは、非常に大胆で、興味をそそられた。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;即興ミュージシャンによる音楽も、舞台上のストーリー展開に素晴らしい相乗効果を生んでいるのだが、今回は、冒頭の音楽一つで街や人々の情景、ストーリーの主軸となる空気や、世界観などがプレイヤーによって一気に形作られ、音楽が持つ強力な力を改めて感じさせられた。&lt;br /&gt;
また、後半に親分のアルフレッドがゴロゴロされようとする場面で、音響スタッフが絶妙なタイミングで冒頭の音楽を再度流し、重要なストーリーの山場を作るのに大きな役割を果たしていた。&lt;br /&gt;
照明は即興ミュージシャンと共にシーンを形作るの一員として加わっており、限られた設備の中で、いつも素晴らしい反射神経によるライティングで観客を魅了しているが、音響スタッフはオープンニングやシーンの間の音響のみで、シーンに直接関わることはこれまではほとんどなかった。&lt;br /&gt;
決まり切った曲を秒単位で刻々と変化するインプロのシーンに流すことは非常に難しいことであると推察されるのだが、そんな中で今回は本当に見事なキューイングでクライマックスのシーンを盛り上げ、観る側に強い存在感を示していた。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;また、一つ思ったのは、今回観客でＭＤを持っていた人物はわずか１名であったのだが、近年の携帯音楽プレイヤー全盛の時代に、選択肢がＭＤかＣＤのみというのは、やや範囲が狭いような気がした。&lt;br /&gt;
むしろ、iPodなどのような音楽プレイヤーも舞台音響装置で外部入力などから再生可能であれば、さらにより多くの観客から曲を受け付けることができるのではないかと思われる。&lt;br /&gt;
また、iPodの場合は特に、プレイヤー自体が使用している人自身の音楽の好き嫌いや１曲１曲の曲調まで判断して音楽をランダムに並べ替える、非常に優れた「シャッフル」機能を持っているため、観客のiPodにシャッフルをさせて、並べ替えられた順のままでシーンのいつくかの場所で流す、という方法も面白いのではと思った。&lt;br /&gt;
つまりその場合は、その観客の音楽の趣味が、そのまま舞台の展開に反映されるというわけである。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;今回は、そんなようなことまで帰り道に考えさせられる、今後の新しいインプロの可能性を感じた公演であった。&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>NeXT IMPRO THEATRE</dc:subject>
<dc:subject>インプロ</dc:subject>
<dc:subject>文化・芸術</dc:subject>
<dc:subject>演劇</dc:subject>

<dc:creator>スナドリ</dc:creator>
<dc:date>2006-10-23T03:00:54+09:00</dc:date>
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<item rdf:about="http://sunadori.cocolog-nifty.com/next_impro/2006/10/next_impro_thea_dfd0.html">
<title>NeXT IMPRO THEATRE 第２８回公演 １：座る立つ、スペースジャンプなど</title>
<link>http://sunadori.cocolog-nifty.com/next_impro/2006/10/next_impro_thea_dfd0.html</link>
<description>９月のNeXT IMPRO THEATREは、インプロ・ジャパンが主催する、「イ...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;９月のNeXT IMPRO THEATREは、インプロ・ジャパンが主催する、&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;&lt;a href=&quot;http://www.impro.jp/minifes/&quot;&gt;「インプロ・ミニ・フェスティバル vol.5」&lt;/a&gt;&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;に参加しての公演。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;インプロ・ミニ・フェスティバルとは、４日間に渡って様々な形式のインプロ公演が行われる催しである。今回は、&lt;strong&gt;シアタースポーツ&lt;/strong&gt;、&lt;strong&gt;ロングフォーム&lt;/strong&gt;、&lt;strong&gt;マエストロ&lt;/strong&gt;と３種類のインプロ公演が行われ、NeXT IMPRO THEATREはそのトリを務めた。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;次回のインプロ・ミニ・フェスティバルは来春を予定しているとのことなので、興味がある方は、ぜひ一度ご覧頂きたい。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;さて今回のNeXT IMPRO THEATREは、インプロ・ミニ・フェスティバル参加もあってか、レギュラーであるimp、Xpotフルメンバーの他に、特別ゲストとして岡崎ちか子が加わっての公演である。&lt;br /&gt;
また、公演形態もこれまでとはかなり異なり、第１部については、Xpotのゲームシーン→impのフリーシーン→Xpotのゲームシーンと交互に行われる構成とされた。ゲームシーンが終わると、そのタイトルやストーリーの内容に対して連想するような面持ちでフリーシーンのストーリーが開始され、ゲームシーン＋フリーシーンで一つのまとまりであるような雰囲気であった。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;そのため今回のレポートは、それに従った形式でお届けする。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;オープニング&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;ナイフとフォークによる短いシーンの連続からスタート。ナイフとフォークとは、タイトルを与えられたら10秒以内で、その場面を全員で身体の形によって表現するというゲーム。&lt;br /&gt;
「横浜」→「クラブ（ディスコ）」→「お好み焼き」→「原始時代」→「湖の底」と演じられた。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;br /&gt;
&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;第１部　ゲーム＋フリーシーン&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;br /&gt;
&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;［１］Xpotゲームシーン：座る立つ「愛する人のいるところ」&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;「座る立つ」とは、例えば３人の人物が舞台にいた場合、必ず、１人は立ち、１人は座り、１人は寝ている状態でシーンを演じなければならないゲーム。その状態で１人が寝ている状態から立っている状態に変わった場合、別の誰かが寝ている状態にならなければならない。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;手紙を書いているある&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;女の子&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;(Xpot：鉢山あきこ)。なにやら真剣な様子であて先に&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;「島田」&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;と書いた。するとそこに、&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;兄&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;(Xpot：野間大輔)、&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;妹&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;(Xpot：松本雅子)がやってきて、&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;「なにまた島田！？」&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;と非難し始めた。どうやら、彼女は、毎回大好きな島田君にラブレターを書いては、渡しに行く&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;途中で断念&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;して戻ってくるということを何度となく繰り返していたらしい。兄と妹に散々バカにされ、彼女は&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;「今度こそゼッタイに渡すんだから！！」&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;とタンカを切ってしまった。&lt;br /&gt;
そして、勇ましく出かけるのだが、ところが駅につくやいなや、「人身事故が発生しました」と&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;駅員&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;(Xpot：矢熊進之助)の無情なアナウンス。横たわる&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;電車(笑)&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;(Xpot：川添圭太)を撤去するまで延々待たされる始末。思わぬ時間のロスで焦った彼女は何とか徒歩で向かったが、途中で道を尋ねた&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;通りすがりの人&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;(Xpot：松本雅子)と、その知り合いの&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;次郎さん&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;(Xpot：川添圭太)に惑わされてしまい、苦労を重ねながらの道中となってしまった。&lt;br /&gt;
しかし、その努力の甲斐あって、無事に大好きな&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;島田君&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;(Xpot：川添圭太)の自宅にたどり着く。&lt;br /&gt;
自宅にプールがある島田君は、見事な&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;クロール(笑)&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;で、彼女を迎えてくれたのであった。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;br /&gt;
&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;［２］impフリーシーン：「道に迷う」より&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;ピクニックに来ていて、道に迷い、お姉ちゃんを探す&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;少女ミチコ&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;(imp:奥山奈緒美)。そして、それを探す&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;お姉ちゃん&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;(岡崎ちか子)。迷わないようにつけたはずの印が見つからないまま、暗い森の中を２人で&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;右往左往&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;。しばらくして何とか再会する２人。しかし、ミチコ持っていた方位磁石がその場所でグルグルと回り、周囲は&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;怪しい雰囲気&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;につつまれる。&lt;br /&gt;
この山の主が自分たちを惑わせているのでは・・・？そう思っているうちに、気がつくとお姉ちゃんのはずだった女は突如、&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;山の主&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;に変身した。「あそぼうよー」と山の主。その時、別の場所から本当の&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;お姉ちゃん&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;(imp:飯野雅彦)が助けにやってきた。一瞬安堵するミチコ。しかし、実はそのお姉ちゃんも&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;偽者&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;だった。気がつくとミチコは、何人ものお姉ちゃんの偽者たちに取り囲まれてしまっていた。&lt;br /&gt;
ミチコは&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;絶叫&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;し、そのまま偽者のお姉ちゃんたちに連れ去られていってしまう・・・。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;br /&gt;
&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;［３］Xpotゲームシーン：スペースジャンプ「お昼寝」&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;スペースジャンプは、ベルが鳴るごとに１人ずつシーンに入っていき、入る時にいったん場面をフリーズさせ、その時の身体の形を使って全然別のシーンを行うという内容のゲーム。さらに、メンバー全員が入った後は、ベルが鳴るごとに１人ずつ場面から抜けていき、その時の身体の形を使って、前回行ったシーンの続きを行うというもの。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;暖かい日差しの中、縁側で日向ぼっこをする&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;おばあちゃん&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;(Xpot：鉢山あきこ)。愛猫のタマに、いい天気だねえと話し掛ける。&lt;br /&gt;
【スペースジャンプ → IN:矢熊進之助】&lt;br /&gt;
恋の病を治してしんぜようと&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;おそね&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;(Xpot：鉢山あきこ)に言い寄る&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;又二郎&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;(矢熊進之助)。おそねは、あからさまにつれない態度を取るのだが、又二郎にはとってはそんなおそねの行動が、全て&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;自分への愛情&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;となって届き、激しくおそね詰め寄った。&lt;br /&gt;
【スペースジャンプ → IN:松本雅子】&lt;br /&gt;
娘(Xpot：鉢山あきこ)に説教をする&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;父&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;(Xpot：矢熊進之助)をなだめる&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;母&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;(Xpot：松本雅子)。しかし、父は頑として許さないと仁王立ち。聞けば、門限を&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;５分破った&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;ということで、激昂している。そんな父に母はやや&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;うんざり&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;した様子で、娘をかばおうとするが、父は&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;「お前、発車時刻を５分過ぎた電車に乗れるのか！」(笑)&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;、と激しく娘を責めたてた。娘はいかにも反抗的な態度で父に反発し、母もそれに同調して許すように促すが、父はまったく譲ろうとしない。&lt;br /&gt;
【スペースジャンプ → IN:川添圭太】&lt;br /&gt;
&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;不良&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;(Xpot：矢熊進之助)に絡まれようとしている&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;クラスメート&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;(Xpot：鉢山あきこ)を見過ごすわけにはいかないと、力を合わせる&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;学級委員&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;(Xpot：川添圭太)と&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;副委員長&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;(Xpot：松本雅子)。学級日誌に、いじめられている様子を書き記し、先生に伝えるぞと&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;不良を脅す&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;学級委員。&lt;br /&gt;
【スペースジャンプ → IN:野間大輔】&lt;br /&gt;
「すまん。この脱出ポッドは&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;４人が限界&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;だ」と、仲間の&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;東堂&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;(Xpot：矢熊進之助)に死の宣告をする、宇宙船の&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;船長&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;(Xpot：野間大輔)。「地球のために、&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;僕の命を使って&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;ください！」と、けなげにも自らの&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;命を東堂は差し出す&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;が、後ろめたい船長は「みんな目を合わせるんじゃない！」とああ無情な態度。そうこうしているうちに、脱出ポッドは切り離され、射出されようとした。「東堂さんが小さくなっていく・・」と、別れを悲しむクルーたち。ところが船長は、「ヤツは&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;宇宙の藻屑&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;と消えた！」と鬼のような言葉を叫ぶ(笑)。&lt;br /&gt;
【スペースジャンプ → OUT:野間大輔】&lt;br /&gt;
学級委員の二人にコンクリート？壁で埋められて、閉じ込められて&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;しまった不良。「この厚い壁を掘って来い！」「これは友情の壁&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;だ！」と学級委員たち。不良は、何とかみんなの友情を取り戻そうと必死に壁を掘り進む。そんな不良の様子を、学級委員たちは、克明に学級日誌に書き綴った(笑)&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;。&lt;br /&gt;
【スペースジャンプ → OUT:川添圭太】&lt;br /&gt;
ある晩、泥酔&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;して帰宅した父。あきれた様子でそれを開放する母。しかし、父はめちゃくちゃご機嫌な様子。母、「何時だと思ってるの？」すると、「12時５分&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;でしゅー！&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;」と父。それを見た娘、さすがに激怒して父を責め立てる。「&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;チャック&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;だって開いてるし」と指差して言った瞬間にスペースジャンプ。&lt;br /&gt;
【スペースジャンプ → OUT:松本雅子】&lt;br /&gt;
又二郎の&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;股間&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;を指差してしまい、どうしていいか固まってしまっているおそね。「恥ずかしがらなくたっていいのに！」と&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;ここぞとばかり&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;に又次郎(笑)。おそね、あまりの恥ずかしさに「&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;う・・訴えますよ！&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;」&lt;br /&gt;
【スペースジャンプ → OUT:矢熊進之助】&lt;br /&gt;
木の上？に上がってしまっていたタマを大事に抱え上げるおばあちゃん。おばあちゃんにとって、たまは&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;かけがえのない家族&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;なのである。「たまや。よかったよぉ。よかったよぉ」と喜ぶおばあちゃん。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;br /&gt;
&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;［４］impフリーシーン：「お昼寝」より&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;電車で思いっきり居眠りしている&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;山本&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;(岡崎ちか子)。気がつくと終点で&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;駅員&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;(imp：飯野雅彦)に起こされてしまい、あきらめてトボトボ歩いて自宅に帰る。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;翌日、会社の&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;上司&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;(imp：奥山奈緒美)に、最近遅刻がとても多いことをとがめられる。どうもこのところ目に余るようで、辞職の脅しまでかけられてしまう。そこで、山本は名誉挽回のために&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;田中商事&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;の仕事を引き受けることを申し出る。ところが、その田中商事の社長は、とんでもなく&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;時間に厳しい人&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;であった。&lt;br /&gt;
非常に難しい仕事を引き受けてしまったことに&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;プレッシャー&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;を感じ、あわてて会社を飛び出す山本。するとそこに、１人の男が付いてきた。その男は、なんと&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;昨夜の駅員&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;だったのである。彼は、時間に困っている人を見捨ててはおけない、&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;正義の駅員&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;のような存在であった。&lt;br /&gt;
そしてその駅員は、絶妙な誘導と独自の通信網を利用して、&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;完璧なルート&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;で山本を導いてくれた。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;その頃、くだんの田中商事の&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;田中社長&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;(imp：入岡雅人)は、何もかも&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;時間通り&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;に仕事をこなしていた。とても明るい人柄であったが、秒刻みでキチキチと仕事をするような人物で、その柔和な雰囲気には相反し、時間に関しては病的な価値観を持っているようだった。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;そんな田中社長に時間通りに会うべく、駅員とともに階段を走る山本。確実に間に合う電車に飛び乗ることに成功するが、なんと途中で&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;人身事故&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;が発生し、電車は無情にも停車してしまう。慌てる山本。しかし、その親切な駅員には奥の手が存在していた。独自の通信網でなにやら連絡をすると、なんと&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;緊急用のトロッコ(笑)&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;が電車まで迎えに来てくれた。そして、２人はそれに乗って田中商事へと急いだ。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;そして相変わらず、秒刻みで行動しながらハンコ押しの仕事をする田中社長。社長室の入口に、山本は息を切らせながら何とか間に合った。「よかった。間に合ったみたいですね。あとは&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;あなたの仕事&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;です」と駅員。「ありがとうございます」と山本はいい、がちゃりと社長室のドアを開けた。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;その瞬間。&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;「気持ちいい～！！」&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;と田中社長。どうやら秒レベルで時間ぴったりに訪問できたようであった。「契約します！こんなに時間ぴったりに来てくれる人の仕事に間違いがあるはずがない！」と田中社長。山本は、&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;絶賛の評価&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;をもらいながら、見事に契約を取ることに成功したのであった。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;br /&gt;
&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;&lt;a href=&quot;http://sunadori.cocolog-nifty.com/next_impro/2006/10/next_impro_thea_32d3.html&quot;&gt;その２&lt;/a&gt;&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;に続きます。&lt;br /&gt;
&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>NeXT IMPRO THEATRE</dc:subject>
<dc:subject>インプロ</dc:subject>
<dc:subject>文化・芸術</dc:subject>
<dc:subject>演劇</dc:subject>

<dc:creator>スナドリ</dc:creator>
<dc:date>2006-10-23T01:51:18+09:00</dc:date>
</item>
<item rdf:about="http://sunadori.cocolog-nifty.com/next_impro/2006/10/next_impro_thea_32d3.html">
<title>NeXT IMPRO THEATRE 第２８回公演 ２：最初と最後、タイプライターなど</title>
<link>http://sunadori.cocolog-nifty.com/next_impro/2006/10/next_impro_thea_32d3.html</link>
<description>その１からの続きです。 ［５］Xpotゲームシーン：最初と最後「最初：愛ってどこ...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;&lt;a href=&quot;http://sunadori.cocolog-nifty.com/next_impro/2006/10/next_impro_thea_dfd0.html&quot;&gt;その１&lt;/a&gt;&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;からの続きです。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;［５］Xpotゲームシーン：最初と最後「最初：愛ってどこに売ってるの？エーピー？　最後：豚に真珠」&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;最初のセリフと最後のセリフが決められていて、ストーリーは必ず、最初のセリフで始まり、最後のセリフで終わらなければならないというゲーム。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;ホワイトボードに「愛ってどこに売ってるの？エーピー？」と大きく書き、それを口で言い放つ&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;沢田&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;(Xpot：川添圭太)。そこは、新しいスタイルのコンビニを企画するための会議の席上であった。&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;「愛」&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;というテーマを前面に押し出したスタイルのコンビニ。しかし、キャッチコピーとしては面白いが、いまいちピンとこない&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;企画部員の２人&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;（Xpot：鉢山あきこ、松本雅子）。&lt;br /&gt;
彼は、自分にとっての愛は、ふるさとの&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;山形県の稲穂&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;で、その稲穂からできたおにぎりの美味しさと、それを握ってくれた人たちのあったかい愛だと説明するが、言葉ばかりで、気持ちがまったく伝わってこないと言われてしまう。&lt;br /&gt;
そして沢田は、本当の愛をもう一度確かめるために、山形まで走り出した。&lt;br /&gt;
&lt;/p&gt;&lt;p&gt;沢田が山形に着くと、そこには沢田の&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;じいちゃん&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;(Xpot：野間大輔)と&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;ばあちゃん&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;(Xpot：矢熊進之助)が出迎えてくれた。さっそくおにぎりを作ってくれるばあちゃん。それを食べた沢田は、その&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;愛&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;でいっぱいのおにぎりに10年ぶりに感動する。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;そこに、姪っ子の&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;美奈子&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;(Xpot：松本雅子)がやってくる。なぜか&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;関西弁(笑)&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;の美奈子は、「何しにきたん？おかあちゃんに敷居またいだらいかんて、いわれとるよ」と言った。どうやら沢田は家族と何か揉め事を起こして、山形を離れたらしい。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;そしてその頃の沢田の会社。&lt;br /&gt;
企画部員の二人が、沢田のことを話していた。実は二人にとっても&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;期待&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;されている沢田。今回の企画の試練は、実は、今後の沢田への成長の期待が込められていた。「きっと彼なら&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;やり遂げる&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;」と、期待をにじませる二人。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;そしてその試練の沢田は、じいちゃんとばあちゃんを&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;説き伏せ&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;、なんと東京の自分の会社まで、連れてきてしまっていた。何とか、じいちゃんとばあちゃんのおにぎりをお店に出したいと&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;懇願&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;する沢田。二人を連れて会社に入ろうとした時、ばあちゃんが言った。「これをもってお行き」。&lt;br /&gt;
それをしっかと見て、沢田は都会の空に向かって高らかに言い放った&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;「豚に真珠！」(笑)&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;［６］impゲームシーン：ペーパーズ「真珠」より&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;ペーパーズは、舞台上にタイトルカードをばらまき、シーンの最中に無作為にカードを拾って、そこに書かれている言葉をシーンの中のセリフとして言わなければならいというゲーム。それは、たとえどんなにそのシーンに場違いなセリフであっても、生きた言葉として必ず読み上げなければならない。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;宝石屋で真珠を選ぶ山岡家の&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;お嬢様&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;(imp：奥山奈緒美)。店の主人である&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;ハルキ&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;(imp：入岡雅人)に「近所のことを考えましょ」(笑)と言い放った。そこはとてもこぎれいな宝石店であったが、周囲を山岡家の大邸宅が囲っており、もう少し、山岡家と調和できるよう、お店の&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;外観をきれいにして&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;ほしいとそのお嬢様は要求した。&lt;br /&gt;
そして、併せて山岡家に&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;ふさわしい真珠&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;を用意するようにとも言った。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;ハルキは、代々続いてきたお店を丸ごと改装することを&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;母&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;(岡崎ちか子)に伝えた。母は「やればできるんだよ」と言い、ハルキは「さかぱた・・・！きっと僕が見事な&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;「さかぱた」(笑)&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;にしてみせるよ！」と誓った。&lt;br /&gt;
（スナドリ注：「さかぱた」とは、拾ったカードに書かれていた言葉である）&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;大工の棟梁&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;(imp：飯野雅彦)に全てを託し、お店を「さかぱた」にリフォームしてもらうハルキ。&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;大勢の大工たち&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;(Xpot)によって、あっという間にお店は改装されていった。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;そして、全ての作業が完了し、山岡家のお嬢様がやってきた。&lt;br /&gt;
「どうですか。お嬢様」と改装されたお店を見せるハルキ。お嬢様は、その外観をしげしげと眺め、「・・・本当に&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;見事なさかぱた&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;になって・・」と言った。お嬢様は、その見事なさかぱたっぷりに感服し、これまでの非礼を深々と詫びた。&lt;br /&gt;
そして、ハルキは母が用意してくれた代々守られてきたという&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;真珠&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;が用意され、お嬢様に手渡された。&lt;br /&gt;
「今後はしっかりと&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;後ろだて&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;させて頂きます」と力強くハルキに誓うお嬢様。こうしてこの真珠店は、山岡家とともに末永く発展していくのであった。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;br /&gt;
&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;［７］imp＋Xpot：タイプライター「いつもあなたを見てる」&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;第１部の最後となるタイプライターは、タイプライター役の人物がストーリーを語っていきながら、ストーリーを演じていくというゲーム。今回はｉｍｐの奥山奈緒美がタイプライター役でスタート。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;いつも誰かの視線を感じながら生活している&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;エミリー&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;(岡崎ちか子)。彼女の周りでは&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;不可解なこと&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;が数多く起こっていた。例えば、欲しいと思ったものが彼女に届けられたり、食べたいと思っていたものが部屋においてあったり。ところが、そのことを誰に言っても信じてもらえないままであった。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;そして今日も、彼女に&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;差出人不明の花&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;が届けられた。宅急便の&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;配達員&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;(imp：飯野雅彦)に聞いても、「それはちょっと」(笑)と言われてしまう。その贈り物は、全てエミリーを困らせるものではなかったが、彼女は不安が募る毎日を送っていた。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;ある日彼女は探偵事務所に行き、探偵・&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;ジョナサン&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;(imp：入岡雅人)に全て相談をした。ジョナサンはさっそく、コンピュータで彼女の出生について調べたが、なぜか彼女の情報だけがどこにも見当たらなかった。そして、いろいろと調査していくうちに、彼女と同じ場所同じ時刻に生まれた&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;別の女性&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;の情報も同じように欠けていることが判明した。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;それを手がかりにジョナサンは、エミリーの&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;生まれた病院&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;へ調査に行く。そこはとても歴史のある病院であった。彼は、産婦人科の患者・&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;スーザン&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;(Xpot：鉢山あきこ)にこっそりとついていき、診察室にもぐりこんだ。&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;担当医&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;(Xpot：野間大輔)の診察中に、どさくさに紛れていろいろと調査を行うジョナサン。するとそこで、なんと、生まれたばかりの子供を、別の親に売買しているという&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;恐ろしい事件&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;が起こっていることが判明した。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;それらの情報を得て事務所に帰るジョナサン。彼は彼女の前で、&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;１５秒間(笑)&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;で彼の推理を説明した。&lt;br /&gt;
「エミリー、キミのお父さんは本当のお父さんではない。キミは、あの病院によって別の人へ売られてしまったのだが、キミの本当のお父さんが、キミのことを忘れられなくて、いろんなものを買って送っていたのだよ。」&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;エミリーは、突如生みの親の存在を知ったことで、激しい&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;ショック&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;を受けた。ジョナサンは、本当の父親の写真をエミリーに見せる。「できればひと目会いたい！」とエミリー。&lt;br /&gt;
その言葉を聞いたジョナサンは、さらに調査を重ね、実の父親の自宅を突き止めて、訪ねていった。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;その家は、とても&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;みすぼらしい家&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;であった。&lt;br /&gt;
家の&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;執事&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;(imp：飯野雅彦)からエミリーが欲しがっているものを説明されているエミリーの&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;父&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;(Xpot：川添圭太)。その父は、とにかく何でも買って与えなさいと言うばかりであった。ところが、実は父の資産はとうに底をついており、彼は、借金をしてまでエミリーに贈り物をしようと考えていた。&lt;br /&gt;
そこに入ってくるジョナサン。エミリーの父と対峙した彼は、人身売買のことを曝き、父を責め立てた。ところが気がつくと、その部屋は、壁じゅうに&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;エミリーの写真&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;が飾られていた。写真を見せながら、エミリーに対しての想いを吐露する父。ジョナサンは父の話を聞いているうちに、父親の切実な気持ちが伝わってきて、同情的な気持ちになった。&lt;br /&gt;
結局ジョナサンは、父親のエミリーに対する強い後悔と愛情を理解し、彼がエミリーに会わないことを条件に、人身売買の事を見逃してあげた。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;全ての仕事を完了した探偵・ジョナサンは、その父のことを全てエミリーに伝えた。彼女は納得し、生みの親のことをいつも&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;心の中&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;に抱きながら、元気に暮らしていった。&lt;br /&gt;
そうして、彼女の元には、不可解な贈り物は一切届かなくなったのであった。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;&lt;a href=&quot;http://sunadori.cocolog-nifty.com/next_impro/2006/10/next_impro_thea_efef.html&quot;&gt;その３&lt;/a&gt;&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;に続きます。&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>NeXT IMPRO THEATRE</dc:subject>
<dc:subject>インプロ</dc:subject>
<dc:subject>文化・芸術</dc:subject>
<dc:subject>演劇</dc:subject>

<dc:creator>スナドリ</dc:creator>
<dc:date>2006-10-23T01:51:02+09:00</dc:date>
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<title>NeXT IMPRO THEATRE 第２８回公演 ３：インプロミュージカル</title>
<link>http://sunadori.cocolog-nifty.com/next_impro/2006/10/next_impro_thea_efef.html</link>
<description>その２からの続きです。 第２部　インプロミュージカル 今回のインプロミュージカル...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;&lt;a href=&quot;http://sunadori.cocolog-nifty.com/next_impro/2006/10/next_impro_thea_32d3.html&quot;&gt;その２&lt;/a&gt;&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;からの続きです。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;br /&gt;
&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;第２部　インプロミュージカル&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;今回のインプロミュージカルは、ある&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;一人の男&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;(imp：飯野雅彦)の&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;独白&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;から始まった。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;その男は、その昔、およそ６０年前に&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;インプロミュージカルアワード&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;で主演男優賞を受賞していた。男はその時のことを懐かしく語り始めるが、なかなかそのタイトルが思い出せない。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;「タイトルは何だったけかなぁー」（とタイトルカードをがさがさ）&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;作品のタイトルは、&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;「50%じゃつまんない」&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;。&lt;br /&gt;
それは、いつも100%でないとつまらないと考える、中途半端なものでは絶対に&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;満足しない&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;鈴木幸司の話だった。彼は生物学者で、生き物の体内の&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;水分量&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;が常に100%である状態がもっとも健康にいいということを証明しようとしていた。&lt;br /&gt;
そして自分の身体の水分量も50%であるということに気づき、そのことを高らかに歌った。歌のタイトルは、そう（再びタイトルカードから）、&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;「動物園の夜」&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;。鈴木は動物園で、一つ一つの動物の身体の水分量を測っていた。そして、フラミンゴだけが100%であることに気づいた。それがその作品のクライマックスの場面であった。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;そこまで、思い出した男は、全編をもう一度見たい気持ちに駆られた。全部思い出し切らないと&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;死んでも死にきれん！&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;&lt;br /&gt;
そうしてその男は、自分の記憶の糸をたぐりよせ、最初のシーンからゆっくりと思い出していったのである・・・。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;大学の講義をしている場面。&lt;br /&gt;
熱心に講義をする&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;鈴木&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;(imp：入岡雅人)。彼は、生徒たちからもとても人気のある教授であったが、彼が提唱する&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;水分量100%&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;という学説はやや&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;信じがたい&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;内容で、&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;生徒たち&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;(imp：飯野雅彦、奥山奈緒美)は胡散臭い雰囲気を感じていた。ところが鈴木は、そんな生徒たちの気持ちをよそに、自信満々の表情で、身の回りにいる動物たちの水分量を測るよう生徒たちに課題を出した。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;場面変わって、その夜。鈴木の研究室の動物保管室。&lt;br /&gt;
鈴木が水分量の観察のために飼っている観察用の動物たちが、なにやら怪しげな相談をしていてた。相談していたのは、&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;サル&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;(imp：奥山奈緒美)と、&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;トリ&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;(岡崎ちか子)。彼らは常日頃から鈴木の飼育施設の環境に対して&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;不満たらたら&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;であり、何とかこの研究室から脱出しようとたくらんでいた。いろいろと相談を重ねたのち、檻のドアを開けてみると偶然にも鍵がかかっていなかった。そうして彼らはやすやすと鈴木の施設から逃げ出すことに成功し、喜び勇んで外へ出て行ってしまった・・・。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;そのことはすぐに大学当局にばれてしまい、鈴木は&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;学長&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;(imp：飯野雅彦)から厳しくとがめられた。学長曰く、「とにかく確固たる学説を発表して、それが承認されることが必要だ」。しかも、それが出来なければ教授の資格を剥奪される可能性まで出てきた。&lt;br /&gt;
鈴木は心底焦り、研究を急がなければと考えた。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;そんな鈴木をよそに、脱出に成功した動物たちは&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;自由を謳歌&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;し、歌い喜んでいた。自由なままで楽しく過ごしているうちに２匹は、身体の調子がだんだん元に戻ってきていることを実感していた。本当は、自然の中で自由でいたほうが、&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;水分量が正常&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;に戻ってくるのである。動物たちは本能的にそのことを知っているようだった。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;しかし、そこに&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;鈴木の生徒&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;(imp：飯野雅彦)が現れる。彼は鈴木から動物を捕まえる褒美に単位をもらえることを約束されており、そのため、何とかして動物たちに戻ってもらうよう、必死の交渉を開始した。&lt;br /&gt;
動物相手の交渉は困難を極める様相を呈していたが、不思議にもサルは意外なところに興味を示した。&lt;br /&gt;
「“単位”ってなあに？“単位”をしっかり説明して」(笑)とサルはその生徒に要求した。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;生徒は、得意のラップのノリ(笑)で、単位について説明した。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;「それはある種のポイント。&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;ザ・カインド・オブ・ポイント&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;。それが、ないと、オレはダメだ、とても、困ってしまうんだー」&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;ヘイとかヨウとかそんな言葉を混ぜながらの説明だったが、サルは意外にもすぐに納得した。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;「つまり僕たちにとっての&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;木の実&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;みたいなことだね」(笑)。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;こうして彼は、何とか動物たちを説得し、檻に入れず、美味しい水を飲ませることを約束し、動物たちに降りてきてもらうことに成功したのだった。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;動物たちに再会することが鈴木は、彼らに心から謝りつつ、試しに水分量を測らせてもらった。すると、研究所にいた頃よりも全然水分量が上がっていることが判明した。動物たちは高らかに鈴木に向かって歌いだした。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;「&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;自然の水&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;が一番なんだ！」&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;動物たちは、そのことに驚愕した鈴木たちに、実は&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;水分量100%&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;の動物がいることを教えて、彼らをその動物に会わせることにした。但し、条件があった。「収容されている動物園から助け出すこと」&lt;br /&gt;
その水分量100%の動物は、そのサルやトリにとってとても大事な仲間であるようだった。&lt;br /&gt;
鈴木たちはそれを快諾し、さっそくその夜、彼らに案内してもらうことにした。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;そのころ、その水分100%の動物－－－&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;フラミンゴ&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;(岡崎ちか子)は、とても狭い檻に入れられて、自分の境遇を悲しんでいた。たくさんの仲間たちと一緒に、大きな羽を広げて大空を飛び回りたい！フラミンゴはそんな日が再びやってくることを&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;夢見ていた&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;。&lt;br /&gt;
実はこのフラミンゴ。この動物園に来た頃は、とても健康的な美しい姿で、いろいろな動物たちから歓迎され、とても人気者だった。ところが、ちょっとした&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;足の怪我&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;をしてしまってからは、ずっと檻に入れられたままとなってしまい、それからすっかり野生の頃の元気やエネルギーを失ってしまったのである。いまや昔の健康的な面影はなく、まるで思い病気を抱えた重病人のように生気を失っていた。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;そしてその夜。&lt;br /&gt;
動物たちの案内で、フラミンゴのいる動物園に鈴木らはやってきた。いろいろな動物たちの水分量を図りながら歩いていると、やがて鈴木はそのフラミンゴに出会うことができた。サルの手引きで、見回りがない時間にやってきたのである。&lt;br /&gt;
鈴木はさっそく水分量を測ってみると、水分量が&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;２％&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;足りておらず、檻から飛び立つことが出来ない状態であった。そこで、サルと鈴木の生徒が腕を差し出し、自分の水分をフラミンゴにあげることにした(笑)。&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;献血っぽい雰囲気&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;で、鈴木が彼らの水分をフラミンゴに移植すると、そのフラミンゴは突如元気を取り戻し、空高々と&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;舞い上がった&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;。&lt;br /&gt;
そうしてフラミンゴの水分量を測ってみると100%。やはり、生き物には&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;100%の水分&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;が必要なんだ！&lt;br /&gt;
鈴木はそのことに実証することができ、それを高らかに歌いあげた。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;水分が100%の状態こそ、生き物にとって最も美しい状態であり、そして身体がもっとも野生や自然に近い状態になるのである。&lt;br /&gt;
その事実を、飛び立つ美しい姿に湛えながら、フラミンゴは遠くへ消していった。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;そんな美しい姿を感動的なまなざしで眺めていた鈴木とサルたちと生徒。ふと鈴木は彼らは自分の水分を測ってみることにした。すると、あのフラミンゴにたくさん水分を移植したはずなのに、なぜか逆に体内の水分量が上昇していることを鈴木は知った。&lt;br /&gt;
つまり、感動することとは、生物にとってもっとも自然に近い感情エネルギーであり、豊かな水分量を身体に甦らせる、唯一の方法なのであった。&lt;br /&gt;
その事実を元に、鈴木の全ての学説は&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;体系的&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;に整えられ、彼は学会でそれを大々的に発表し、その成果は大きな拍手持って高い評価をえることとなった。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;そうして鈴木は、生徒からの信頼も取り戻し、ますますその大学にとって、なくてはならない存在となったのであった。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;&lt;a href=&quot;http://sunadori.cocolog-nifty.com/next_impro/2006/10/next_impro_thea_10be.html&quot;&gt;その４&lt;/a&gt;&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;に続きます。&lt;br /&gt;
&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>NeXT IMPRO THEATRE</dc:subject>
<dc:subject>インプロ</dc:subject>
<dc:subject>文化・芸術</dc:subject>
<dc:subject>演劇</dc:subject>

<dc:creator>スナドリ</dc:creator>
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<item rdf:about="http://sunadori.cocolog-nifty.com/next_impro/2006/10/next_impro_thea_10be.html">
<title>NeXT IMPRO THEATRE 第２８回公演 ４：劇評</title>
<link>http://sunadori.cocolog-nifty.com/next_impro/2006/10/next_impro_thea_10be.html</link>
<description>その３からの続きです。 今回の劇評は、インプロ・ミニ・フェスティバル参加というこ...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.3em;&quot;&gt;&lt;a href=&quot;http://sunadori.cocolog-nifty.com/next_impro/2006/10/next_impro_thea_efef.html&quot;&gt;その３&lt;/a&gt;&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;からの続きです。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;br /&gt;
今回の劇評は、インプロ・ミニ・フェスティバル参加ということで、ショー全体について考えてみたい。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;全体を通しては、普段にもましてとてもバラエティに富んでおり、何度観ても決して飽きることのないインプロショーのエネルギーが、たっぷり客席に流れ込んでくる公演だった。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;これまでの公演では、長めのシーンのインプロ → ゲームシーン数種類 → タイプライター といった構成になることが多かったのだが、今回はミニ・フェスティバルということもあってか、ゲームシーン → フリーシーン → ゲームシーンという組み合わせで進行した。単に順序を少し変えた程度ではあるのだが、スナドリにとっては、これまでで一番観やすく、楽しみやすい印象を持った公演であったように思う。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;インプロのゲームシーンは短い時間で行うものが多いため、インプロが本来的に持つ瞬発力的な面白さを味わうことができるのだが、その反面、連続して行われた場合は一つ一つは力強くても、全体を通すとやや単調で散漫な印象になりやすい。しかし、今回のゲームシーン＋フリーシーンを１セットにした構成は、お互いのシーンがうまく影響しあいながら作品性を強めており、ゲームシーンのみの場合の散漫な印象を見事に補っていた。つまり、ゲームシーン＋フリーシーンとを合わせて「一つの作品」としての主体性を形作っており、なおかつ、適度な多彩性と作品ごとのリズムやテンポがうまく配合されて、より観客が引き込まれやすい演劇環境を作っていたのである。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;また、第２部のインプロミュージカルについては、男の独白からタイトルカードを選んでいくという、第１部とは完全に異なる雰囲気から開始されたことが大きく影響していたように思われる。インプロと言っても、タイトルカードを選んでストーリーを作るという流れは変わらないわけで、そのため、ある一定のテンポで各シーンが続けられた場合、初見の観客であってもその段取りそのものに慣れてしまうフシがある。そうすると、インプロでありながら、ある種何か予定されているもののような雰囲気が発生し、せっかくの即興のインパクトがやや衰えてしまうことがある。&lt;br /&gt;
ところが今回は、第２部の冒頭から完全に舞台の空気が入れ替わっており、それよって、観る側の予測がつかないワクワク感をより高めることに成功していたと思う。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;そういったことを含めて、今回のインプロミュージカルおよび、第１部のゲーム＋フリーシーンの作品群は、観る側の中にできてしまう安定的にリズムを適度にずらしながら、インプロそのものがもつエネルギーを最後までたっぷり味わせていた公演であった。&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>NeXT IMPRO THEATRE</dc:subject>
<dc:subject>インプロ</dc:subject>
<dc:subject>文化・芸術</dc:subject>
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<dc:creator>スナドリ</dc:creator>
<dc:date>2006-10-23T01:50:25+09:00</dc:date>
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